世界No.1の強みを訴求した ビッグサイズの合説用フライヤー。 |
社員の働き甲斐やプライベートに着目した 入社案内は、会社説明会で配布。 |
内定者には会社のビジョンが語られたクロージングブックを渡した。 |
当時の課題
“読売新聞”というキーワードが社名に入っているため、広告/出版業界志望の学生が集まりがちだった。しかし入社後は、まず最初にSP本部に配属され、読売新聞のファンを作ってもらうセールスプロモーションの仕事となります。イメージと実際の仕事の間にある大きなギャップがネックとなり、エントリー数に対して説明会参加数が圧倒的に少なく、内定辞退も多かった。また、求人媒体を利用しているものの、ターゲット学生に向けた原稿制作やDMスカウト配信などの有効活用があまり進んでいなかった。
解決策
1. 段階別採用ツール制作
採用フローごとに訴求内容を変え、段階的に企業理解が深まるようツールを制作。
- 合同説明会用・フライヤー
採用ターゲットとなる「営業職志望で負けず嫌いな学生」に向けたメッセージを、自社のアピールポイントとともに力強く発信するフライヤーを制作。鮮やかなオレンジ色や大判サイズを起用することで、合説会場にて学生の目をひきやすくした。 - 自社説明会用・入社案内
自社説明会では仕事理解を深めてもらうため、社員紹介を中心とした入社案内を配布。仕事のやりがいはもちろんのこと、プライベートの時間の使い方など、働くイメージをもってもらいやすいコンテンツを盛り込んだ。 - 内定者用・クロージングブック
採用活動後半では、社長からのメッセージとして会社のビジョンを語りかける冊子を内定者に配布。他のツールとはガラリとデザイントーンを変えて、誠実さを表現した。
2.採用体制構築サポート
ターゲット学生に合わせた原稿制作、DMスカウトのきめ細やかな配信、説明会・選考のスピーディーな案内を代行し、歩留まり改善に努めた。また、それまでは人事で完結していた採用活動に現場社員も参加してもらうよう体制を整備。惹きつけアップを狙った。
結果
前年度と比較すると説明会動員数は3.5倍の487人、内定者数は4.2倍の21人を記録。エントリーから内定に至るまでの歩留まりが大幅に改善された。また、現場社員を採用活動に巻き込むことで、仕事の面白さや価値やリアルな声で学生に届き、惹きつけを強化することができた。
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