いい会社なのに人が来ない、いい事業を持っているのに興味を持たれない、いい会社なのに内定辞退される、そんな風にお悩みの担当者の方は少なくないのでは?実は貴社が、採用の現場において不利な企業に該当しているのかもしれません。
今回は、採用活動の現場で不利な状況にいる企業様の、採用の突破口について、事例をご紹介しながら考えていきたいと思います。
目次
いい企業なのに、なぜ?採用で不利になりやすい企業とは
売り手市場の新卒採用において、待っているだけで学生が集まる採用環境ではないことは、採用の最前線にいる担当者の皆様が最も痛感していることでしょう。
これだけ厳しい状況である上、更に採用において不利にあたる企業がいくつか存在しています。以下に属してしまう企業は、採用難易度が特に高くなってしまいます。
1.業界的不利
一般的に認知度が低い業界や、どうしてもマイナスイメージに寄りがちな業界
2.条件的不利
給与、労働時間、休日などの待遇面、企業規模、立地などが不利な企業
3.職種的不利
一部の有資格者にしかできない職種、もしくは熟練の技術を要する職種
成功事例を公開!不利な条件下で突破口となった2つの要素
採用コンサルティングをおこなう中、ある産業廃棄物の企業様より、採用の相談を受けました。「産業廃棄物業界」と言えば、そのイメージだけで避けられてしまう業界にあたります。
どのようにイメージを払拭させたのか、事例をご紹介いたします。
産業廃棄物業界における事例
採用不利な点
・業界自体のマイナスイメージ
・通勤に車を要する立地の悪さ
要望
主力となる社員は50代中心。先を見据えて20代を採用したい。
提案時の状況
ハローワーク、地域フリーペーパーで採用活動を実施。しかし、掲載中の1年間、応募はゼロ。
1.魅力の打ち出し方を工夫:意外性と親しみやすさを強調
「産業廃棄物」という男性中心の印象がある業界ですが、この企業様の社長は女性でした。それを強みにし、意外性を出すと共に、女性社長ならではの親しみやすさやコミュニケーションの取りやすさを訴えました。
2.ターゲット年齢層を変更:20代から30代前半に変更
採用市場では未だ7割近くが20代から30代前半の年齢層を募集対象としています。この対象者を採用するのであれば、採用条件での戦いになってしまいます。そのため、対象を30代中盤から後半を対象とすることにしました。この年代であれば労働人口も多く、募集企業も少ない上、採用に至る可能性が高いと判断できたからです。
結果
・50名を超える応募が殺到
・3名もの即戦力となる人材の採用に成功
・応募者の内訳をみると、女性が60%、20代が25%、と予想を超える結果を生み出した。
諦めないで!不利な条件を強みに変換しましょう!
採用において不利企業だからと言って諦めてしまっては、企業に未来はありません。
少し視点を変えるだけで、不利な条件にギャップを設け、むしろ魅力として見せ方を変えることができるでしょう。
打開策は企業によって異なります。採用活動を諦めてしまう前に、一度ご相談ください。
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