type(タイプ)とは?特徴や掲載料金、口コミ評価は?
ひとつ上を目指す人のキャリア転職サイト「type(タイプ)」。
typeのサービスの特徴や掲載料金、利用するメリット・デメリットなどをご紹介します。
本ページは人事・採用担当向けの内容となっています。求職者の方は以下の記事をご覧ください。
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転職サイトtypeは使うべき?特徴や評判を徹底チェック!
typeとはどんなサービス?
「type」とは、株式会社キャリアデザインセンターが運営する転職サイトです。会員数は360万人といわれ、アクセス者数No.1と称されています。アクセス者数につながるポイントは、「非公開求人に魅力的な案件が多い」ことです。typeは求職者自身がサイト上で求人を検索し、自動マッチングシステムを利用して転職活動をおこないます。応募から面接、内定、入社までの流れを求職者が企業と直接おこなうのが特徴です。
また同運営にて、キャリアアドバイザーのサポートが受けられる「type転職エージェント」と、女性専用の「type女性の転職エージェント」という異なるサービスを提供しています。
typeの仕組みとは?
typeでは「行動ターゲティングスカウト」をおこなえる仕組みを提供しています。行動ターゲティングスカウトとは、typeサイト上でのユーザーの行動履歴をもとに、対象企業への興味が高いユーザーを抽出し、スカウトメールを配信できるサービスです。業務が忙しくてスカウトメールを送信する時間が取れないという採用担当者に代わって、専門スタッフがターゲットの抽出からスカウトメールの送信までを代行します。typeを活用することで、採用担当者の負担を軽減するとともに応募率の向上が期待できます。
typeの特徴・強み
他の求人サイトにはない、typeならではの特徴を3つご紹介します。
- エンジニアやニッチ職種の採用に強い
- typeのデータベースは他社エージェントに非公開
- ワンプライスで2職種の掲載が可能
01 エンジニアやニッチ職種の採用に強い
typeでは、エンジニア向けWebマガジン「エンジニアtype」や、エンジニア特化型の転職フェア「typeエンジニア転職フェア」などにより、エンジニアの集客に注力しています。
typeは会員全体の5人に1人はエンジニア経験者。エンジニア採用はもちろん、ニッチ職種の採用にも強いのが特徴です。
02 typeのデータベースは他社エージェントに非公開
typeのデータベースは他社エージェントに非公開。企業が「非公開」で募集している求人については、サイト上に「社名」は公開されません。
人気企業の場合、応募の殺到を避けて効率的に採用活動を進められます。
また、求人を非公開にすることで、新規事業や株式上場準備などの事業戦略を他社に知られてしまうのを防止できます。
03 ワンプライスで2職種の掲載が可能
多くの求人サイトでは「4週間1職種掲載」を標準パッケージとしていますが、typeでは「4週間2職種掲載」が標準パッケージです。
ワンプライスで2職種掲載できるため、他社の求人サイトと比べてコストパフォーマンスがよい点も特徴の一つです。
04 AIによる求人マッチング
typeでは、ユーザーの登録情報や行動履歴から最適な求人をマッチング提案する、独自のAI機能が搭載されています。
ユーザーに対して検索・閲覧履歴、保存情報、職歴などを基に最適な求人を提案しているため、精度の高いマッチングが期待できます。
企業の求人情報が検索上位に表示されなかったとしても、AIにより企業と親和性の高いユーザーにマッチングを提案してくれるため、企業が求める人材に求人情報を提供することができるでしょう。
05 転職関連のコンテンツが充実
typeは、転職活動やビジネスに役立つコンテンツが充実しているのも特徴です。
履歴書の書き方や面接対策などの転職ノウハウのほか、ユーザーのキャリア形成に役立つ動画やビジネス本の要約など豊富なコンテンツが用意されています。
06 LINEによる求人配信が可能
LINEによる求人配信ができるのもメリットです。職種や勤務地など、希望に合致した求人情報をユーザーに配信しているほか、スカウトメッセージの通知配信などをおこなっています。
求人配信 | 職種や勤務地など、希望条件にマッチした求人情報を配信。 |
通知配信 | スカウトメッセージの通知を配信(週1回)。 |
情報配信 | 転職以外のキャリア情報収集を配信。 |
LINEのトーク画面から手軽にマイページにログインできるなど、ユーザーが隙間時間を使っていつでもサイトにアクセスできる環境のため、閲覧数の増加も期待できます。
typeの会員データ
type 会員数(2024年9月末時点)
- 会員数 403万人
- スカウト登録会員数 326万人
type 会員の特徴(2024年8月時点)
- 年齢層 35歳以下 60%
- 男女比 65:35
- 学歴 大卒以上 48%
typeのサイトデータ
type 求人数(2024年9月末時点)
- 求人数 2,418件
type業種コード・職種コード
type 各種コードはこちらからご確認ください。
typeと他の転職サイトの比較
(2024年9月時点) | type | マイナビ転職 | doda |
会員数 | 403万人 | 837万人 | 896万人 |
求人数 | 2,418件 | 28,537件 | 256,338件 |
ターゲット層 | 20代後半~30代 | 20代~30代前半 | 20代~50代 |
男女比 | 65:35 | 50:50 | 55:45 |
typeは、総合型転職サイトの「doda」や「マイナビ転職」と比べると会員数や求人数は少ないものの、20代後半から30代の中堅層のエンジニア職を主なターゲット層としています。
そのため、職種や年齢層など、ターゲットを絞った求人掲載を考えている企業には適していると言えます。
typeの利用を検討している場合、自社が求める人材とtypeのユーザー層がマッチしているかどうかしっかりと確認しましょう。
(関連記事:マイナビ転職とは?仕組みや特徴、掲載料金、メリット・デメリットなどを徹底解説)
(関連記事:doda(デューダ)とはどんなサービス?口コミ・評判は?仕組みや特徴などを解説!)
typeの料金体系
typeでは採用難易度に応じて4つの料金プランを設定しています。上位プランになるほど写真点数や原稿のボリュームが増え、検索時の表示順位も高くなります。
プラン | 表示順位 | 4週間2職種掲載 | 2週間延長 |
type-A | 1位 | 100万円 | 50万円 |
type-B | 2位 | 80万円 | 40万円 |
type-C | 3位 | 60万円 | 30万円 |
type-D | 4位 | 35万円 | 18万円 |
プランに応じて表示順位や写真の点数、原稿ボリュームは異なります。
各プラン4週間2職種の標準パッケージの他、複数回分の掲載をまとめて発注することでお得に掲載できる「長期掲載クーポン」やその他オプションも多数用意されています。
typeを利用するメリット
typeを利用する主なメリットを3つ見ていきましょう。
- 豊富なエンジニア職の求人を求めて多くのエンジニアがサイトに訪れる
- 独自の集客でエンジニア職の新規会員を獲得できる
- コストパフォーマンスが良い
メリット(1)豊富なエンジニア職の求人を求めて多くのエンジニアがサイトに訪れる
typeは、主要転職サイトの中でもエンジニア職の求人掲載数の多さが特徴です。サイト全体の掲載シェアもエンジニア職が50%以上を占め、多くのエンジニアがサイトに訪れるのがメリットといえます。応募率を上げる機能として「シンプル応募・ライト応募機能」が装備され、応募フォームの入力途中で離脱してしまうユーザーを減らし、応募完了率アップにつなげています。
メリット(2)独自の集客でエンジニア職の新規会員を獲得できる
typeではエンジニア職限定のプロモーションが充実しており、独自の集客でエンジニア職の新規会員を獲得できるのもメリットです。typeが開催するエンジニア採用に特化した「エンジニア転職フェア」には、転職サイトに登録していない人が50%以上も来場し、typeへの会員登録につながっています。IT系エンジニア職希望の求職者が1,000人以上集まるため、企業にとって複数の人材と面談できる出会いの場となっています。
メリット(3)コストパフォーマンスが良い
エンジニア職は経験によって「募集するポジション」「求めるスキル」「転職者に響く内容」が異なるため、1職種の原稿ではアピールが難しいです。typeでは2職種掲載が標準パッケージのため、1職種あたりのコストを抑えつつ、それぞれのポジションに合った原稿を作成できます。その結果、応募効果の向上が期待でき、高いコストパフォーマンスが実現可能です。
typeを利用するデメリット
typeを利用するデメリットをつ見ていきましょう。
- エンジニア職以外の採用に弱い
- 会員数が少ない
- 求人が首都圏に集中
- 採用できなくてもコストがかかる
エンジニア職以外の採用に弱い
メリットで前述した通り、typeはエンジニア職の転職に特化しているため、エンジニア職以外の採用に弱い傾向があります。
掲載求人の半数以上がエンジニア職やIT関連の職種のため、それ以外の職種では求職者も少なく、満足のいく採用ができない可能性があるでしょう。
ユーザーもエンジニア職での転職を希望する人が多いため、募集しても応募が少ないと感じる企業も少なくありません。
会員数が少ない
(2024年9月時点) | type | マイナビ転職 | doda |
会員数 | 403万人 | 837万人 | 896万人 |
求人数 | 2,418件 | 28,537件 | 256,338件 |
表からもわかる通り、typeは、dodaやマイナビ転職と比べると会員数も求人数も少ない傾向にあります。
そのため、幅広い職種や業種で求人を探したい企業にはおすすめしません。
求人が首都圏に集中
サイトには「日本全国対応」と記載があるものの、typeに掲載されているほとんどの求人は首都圏中心となっています。
首都圏での求人が2,000件以上あるのに対し、九州や東海地方などでは300件前後と少なく、ユーザーも首都圏での求職者が中心である可能性が高いでしょう。
地方での採用を考えている企業は、typeよりも全国を網羅している転職サイトを利用するのがおすすめです。
採用できなくてもコストがかかる
転職サイトに求人を掲載する課金方法には、「掲載課金型」と「成果報酬型」があり、typeは掲載課金型です。
一人採用する度に費用を払う成果報酬型とは違い、掲載課金型は掲載時に費用が発生します。
採用できなかった場合でもコストが発生するため、企業にとってはデメリットと言えます。
typeの口コミ・評判はどう?
typeを利用した企業担当者の口コミを2つピックアップしてご紹介します。
❚ Webサービス業
求人サイトで広告掲載するのは初めてで、自社のどのような点を求人原稿に打ち出していけばよいのか知識が無かったのですが、typeさんの営業担当の方やプロのライターの方が原稿の打ち出しから提案してくださり、自社の魅力を上手く引き出した原稿を作成してくれました。
❚ 化粧品メーカー業
掲載開始後も営業担当の方からこまめに連絡いただきました。他社と比較した効果進捗の共有とデータをもとにした改善提案を行っていただけたのが助かりました。また、応募獲得に向けたスカウトメールを活用方法や、面接のノウハウなどを教えていただきました。
(関連記事:転職サイトtypeは使うべき?特徴や評判を徹底チェック!)
typeの採用成功事例
typeの活用に向いている企業
typeの活用に向いている企業は、エンジニアをはじめ、専門スキルの必要な職種を採用したいと考えている企業です。
専門スキルが必要な職種としては、営業やドライバーなど意外な職種に強みがあります。
他にも、「首都圏の募集をメインとしている」「20代後半から30代の中堅層を採用したい」「キャリア層を獲得したい」などの企業が挙げられます。
typeに掲載する際の注意点
typeには職種コードが143種類、業種コードが128種類あります。
typeに掲載する際は、企業側と求職者の要望を的確に吸い上げ、マッチング精度を高めるためにも、「職種コード」と「業種コード」を細かく設定することが重要です。
typeのよくあるご質問
type利用の際によくある質問をピックアップしてご紹介します。
Q:すぐに掲載を開始したいのですが、いつからスタートできますか?
A:取材、原稿作成、確認期間を含め最短8営業日で掲載スタート可能です。問い合わせ時に最短で掲載可能なスケジュールをご提案します。
Q:エンジニア、営業、事務職で募集を検討しています。3職種の掲載も可能ですか?
A:もちろん可能です。typeは2職種掲載がデフォルトのため、他社媒体よりも1職種あたりのコストを抑えて掲載できるのも特長の一つです。
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特集スケジュール
typeでは、毎週火曜・金曜スタートで求人特集を企画しています。
求人特集に掲出することで、貴社求人情報への求職者の誘導を強化できます。
求人特集は枠に限りがございます。
気になる求人特集があれば、ぜひお早目にお申込みください。
掲載までの流れ
- 企業様の要望ヒアリング
- 企業様に最適な企画をご提案
- お申込み
- 取材実施~原稿作成
- 原稿確認・修正内容反映
- 入稿
- ご掲載開始 (毎週火曜・金曜スタート)
ご掲載開始までの各ステップの締切はお申込みされるプランによって異なります。
まとめ
エンジニアの募集に強みをもっているtypeでは、豊富なエンジニア職の求人を求めて多くのエンジニアがサイトに訪れるのが特徴です。サイトに訪れたユーザーに対して「行動ターゲティングスカウト」をおこない、採用担当者の負担を軽減するとともに応募率の向上を目指します。
少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。