マイナビ転職とは?
仕組みや特徴、掲載料金、メリット・デメリットなどを徹底解説
全国各地の求人情報を掲載している総合転職情報サイト「マイナビ転職」。
特徴や仕組み、料金体系などをまとめました。
本ページは人事・採用担当向けの内容となっています。求職者の方は以下の記事をご覧ください。
▼求職者向けの情報はこちら
マイナビ転職の評判は?メリットやデメリット・おすすめな人を解説!
マイナビ転職とは?
マイナビ転職は、株式会社マイナビが運営する総合転職情報サイトで、
全国各地の転職者向けの求人情報を掲載しています。
常時25,000件以上の求人情報を掲載、800万人以上の会員を有し、
多くの企業やユーザーから支持されている業界最大級の転職サイトです。
企業は求人情報を掲載し、会員登録をした転職希望者からの応募やスカウトサービスを利用できます。
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マイナビ転職のサービスの特徴やプランごとの違い、掲載までの流れ、
採用成功のポイント、マイナビ転職を活用した採用成功事例を
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マイナビ転職の仕組みとは?
まずはマイナビ転職の仕組みについてみていきましょう。
進学・就職も手掛けているから若手からの認知度が高い
マイナビ転職は、進学情報サイトである「マイナビ進学」や新卒就職情報サイトの「マイナビ」など、
若年層を対象としたサービスを手掛けていることから、20~30代の認知度が高いサイトです。
進学時、就職時に「マイナビ」に接触した若手社会人が
「マイナビブランド」の転職サイトである「マイナビ転職」を利用することは必然ともいえるでしょう。
企業にとってニーズの高い20~30代の若手採用に強みがある転職サイトといえます。
即戦力の採用を可能にする「スカウトサービス」
特定のスキルを持つ即戦力を求める場合は、
人材へダイレクトにアプローチできるスカウトサービスを併用することも可能です。
スカウトサービスは、求人告知型と厳選オファー型の2種類。
求人告知型としては、求める条件に合致した人材を抽出し、
求人告知メールを送ることのできる「コンタクトメール」があります。
厳選オファー型には、WEB履歴書を閲覧した上で、
個別にメッセージを送る「スカウト」「プレミアムスカウト」があります。
マイナビ転職の特徴・強み
マイナビ転職の他の求人サイトにはない特徴は以下の3つです。
- 20~30代の会員がメインでアプリからの応募が増加中
- 全国各地で転職フェアを実施し、採用活動に連動している
- 各種専門サイトと連動し採用強化
(1)20~30代の会員がメインでアプリからの応募が増加中
マイナビ転職は、若手の転職希望者が多いことが特徴です。
新規登録者の年齢は35歳以下が72%を占めます。
さらに、マイナビ転職のアプリはビジネスカテゴリでのダウンロード数がNo.1に。
特に35歳以下の若手ユーザーに支持され、アプリ経由での応募が増えています。
(2)全国各地で転職フェアを実施し、採用活動に連動している
マイナビ転職は、求人広告だけでなく企業と求職者をリアルで結び付ける
「マイナビ転職フェア」を全国各地で開催しています。
マイナビ転職の主催する転職フェアは、開催エリア数・開催回数・来場者数で
業界最大級の合同説明会であり、サイトでの採用活動とも連動しています。
(3)各種専門サイトと連動し採用強化
特定のターゲットに絞った求人情報を提供する専門ページとも連動しています。
「マイナビ転職 女性のお仕事」
「マイナビ転職エンジニア求人サーチ IT/ものづくり」
「マイナビ転職 グローバル」
上記3種類の専門サイトと連動し、採用強化を図っています。
マイナビ転職の評判・口コミはどうか?
マイナビ転職の評判はどうなのでしょうか。よい口コミと悪い口コミをもとに評判について紹介します。
マイナビ転職の良い評判・口コミ
よい口コミの中で多いのが、以下の内容です。
・求人数が多い
・職種が豊富
・サイトがわかりやすい
・担当者の対応がよい
マイナビ転職は、代表的な総合転職サイトの中でdodaとリクナビNEXTに次いで3番目の求人数を誇っています。
<口コミ>
・さすが大手の転職サービスだけあって、求人数はとても多かったです。
私は転職活動の際、いくつかの転職サービスを利用したのですが、求人数はマイナビ転職が一番でした。
上記の口コミを見てもわかるようにマイナビ転職の利用者は「求人数が多い」と実感しているようです。
<口コミ>
・職種が非常に豊富なので、希望の職種が決まってなかった自分のような者向きのサイトだと感じました。
じっくりと選ぶ事が出来ます。また求人内容も見やすく、検索も含め使い易い印象です。
・あらゆる転職サイトを登録していましたが、求人を見た中で一番探しやすかったです。
また、職種も幅広く選べる点や、サイトが見やすく検索もしやすかったという声もあがっています。
マイナビ転職では、「仕事内容」や「対象者」、「会社情報」など項目を分類し、検索がしやすいよう工夫している点が評価されています。
<口コミ>
・カウンセラーがサポートしてくれてとても助かりました。
企業の情報や職場の環境も詳しいので、自分に合った企業をピックアップしてくれます。
・転職活動の際に必ず必要になる職務経歴書の正しい書き方や面接の対応など、具体的なアドバイスもしていただき心強かったです。
このほか、担当者の対応がよかったという口コミも見受けられました。利用者に合った求人の提供や、職務経歴書の書き方といった担当者からのサポートに対する満足度の高い声が寄せられています。
(関連記事:マイナビ転職の評判は本当?特徴やイベント、スカウトの魅力も解説)
マイナビ転職の悪い評判・口コミ
一方で、悪い評判もあるようです。
・掲載求人の内容が実際と違う
・担当者の対応が悪い
具体的には、以下のような評判があります。
<口コミ>
・記載内容と面接での説明がまったく違う。
・ネット上では残業10時間〜20時間、休暇取りやすい等書いてあったので応募して面接に行ったら記載内容と全く違くて散々でした。
中でも多いのが、掲載されている求人内容が実際と違うというもの。
残業時間や給与などを見て面接に行ったものの、実際に話を聞くと雇用条件に差異がありがっかりしたという利用者の声が複数ありました。
実際の就業条件とは異なる情報を掲載する企業があることが、低評価の要因となっています。
<口コミ>
・求人をピックアップして送りますという内容のメールが一通届きましたが、電話もメールも一度もきませんでした(勿論求人情報もです)。
・最初に応募したところで内定が出たものの、条件と違うので辞退すると、ものすごく態度が悪くなり、(元々悪かったですが…)とにかく無理矢理に入社させたいという魂胆が見え見えでした。
また、よい口コミで担当者の対応がよかったとあった一方、担当者の対応に不満を持つ利用者の声も多く見受けられました。
メールや電話などの返事が無い、遅い、対応が悪いといった口コミが寄せられています。
担当者との相性も転職サイトを選ぶ上では重要な要素と言えます。
口コミはあくまで個人の意見のため、それだけで判断するのは難しい場合もあります。
マイナビ転職のメリット・デメリットを以下で紹介しますので、参考にしてみてください。
マイナビ転職を利用するメリット
マイナビ転職を利用することで、次のようなメリットがあります。
- 若手採用に強い
- あらゆる職種・業種の採用に対応できる
- 複数人採用する場合、採用単価を低く抑えられる
- 各種診断や転職ノウハウが充実している
メリット(1)若手採用に強い
マイナビ転職の利用者は20~30代がメインです。
また、3カ月以内に転職したい会員の割合が「68%」を占めるのも特徴です。
企業からニーズの高い若手人材から支持を得ている転職サイトであることが、
マイナビ転職を利用する大きなメリットといえます。
メリット(2)あらゆる職種・業種の採用に対応できる
マイナビ転職は業界最大級の掲載件数を誇り、
営業系職種から、IT・WEB関連、事務関連、クリエイティブ関連職種など
幅広い職種・業種での採用に対応できます。
そのため多くの企業にとって使い勝手のよい求人サイトです。
メリット(3)複数人採用する場合、採用単価を低く抑えられる
マイナビ転職は、さまざまな職種、業種を扱う総合型の転職サイト。
また、料金プランも成功報酬型ではありません。
そのため一度の募集で複数人の採用をする場合、効率的に採用活動をおこなえ、
かつ採用単価を低く抑えられることもメリットの一つです。
メリット(4)各種診断や転職ノウハウが充実している
マイナビ転職を利用するメリットに、無料の各種診断や転職ノウハウの充実があげられます。
実際に、以下のコンテンツが用意されています。
❚各種診断
・適性診断
・社会人力診断
・ジョブリシャス診断
❚転職ノウハウ
・転職Q&A
・転職成功ガイド
・職務履歴書の書き方マニュアル
・面接攻略法
・自己PRサンプル集 など
❚動画コンテンツ
・「マイナビ転職You Tubeチャンネル」
・「マイナビTVキャリア」
❚サポートサービス
・転職MYコーチ
自身の強みや適性を把握できる各種診断に加え、転職のための必要な知識が学べるノウハウを集約した記事や動画など、豊富なコンテンツが特徴。
さらに、履歴書の添削や面接対策、実務経験豊富なアドバイザーによる「転職MYコーチ」など、様々なサービスを無料で利用できます。
転職について一定の知識やスキルを得ることで利用者も安心して応募できるため、転職が初めてという人にも嬉しいサービスですね。
また、転職に向けた様々なコンテンツを活用することで、就業に意欲的な応募者の増加が見込めます。
一定のビジネススキルを備えたポテンシャルの高い人材採用が期待できるため、企業側にもメリットがあると言えます。
マイナビ転職を利用するデメリット
マイナビ転職を利用するデメリットにはどのようなことが挙げられるのでしょうか。
- ミドル層・ハイクラス向けではない
- 採用まで結びつかない場合、コストが無駄になる
デメリット(1)ミドル層・ハイクラス向けではない
前述したように、幅広い職種に対応し若手採用に強いマイナビ転職ですが、
30代後半から50代に向けてのミドル層向けの求人や、管理職などの求人数は少ない傾向にあります。
会員層にあわないハイクラス求人には向いていないといえるでしょう。
デメリット(2)採用まで結びつかない場合、コストが無駄になる
会員数が多く多彩な広告展開をする業界最大手のマイナビ転職は、
広く採用情報を公開できる分、料金体系も低価格とはいえません。
コストをかけ求人を出しても、
採用がうまくいかなければその分のコストは無駄になってしまいます。
これはマイナビ転職に限らずいえることですが、
求人広告を掲載する場合は適切なターゲット設定と
ターゲットを惹きつける魅力的な原稿がかかせません。
この他、応募者対応や選考においても求職者を惹きつけるために
注意すべきポイントが多数あります。
求人広告の掲載に少しでも不安のある方、
過去失敗した経験のある方はぜひ当社の【無料相談会】にお越しください。
マイナビ転職の活用に向いている企業
転職サイトは複数ありますが、それぞれに特徴があるため、
自社の求人に向いている転職サイトを利用すべきです。
マイナビ転職の活用に向いている企業には、次のような傾向があります。
- 地方での採用を成功させたい企業
- 女性を積極的に採用したい企業
(1)地方での採用を成功させたい企業
マイナビ転職に掲載されている求人は、
エリアに偏りがなく、全国各地の求人情報を掲載できます。
また、それぞれの地域に根づいた求人情報を掲載する「エリア版」「都道府県版」もあり、
地方採用やUIターン採用にも強いため、地方での採用を成功させたい企業に向いています。
(2)女性を積極的に採用したい企業
マイナビ転職は、会員のおよそ半数が女性という会員データベースと、
女性にターゲットを絞った「マイナビ転職 女性のおしごと」専門ページとの連動から、「女性の採用」に強みがあります。
女性の採用にアクティブな企業の掲載が多いことや、
女性の転職を成功させるための情報発信をおこなっていることからも、
積極的に女性を採用したい企業はマイナビ転職の活用がおすすめです。
【完全無料】転職サイト比較表のご案内
求人広告の掲載を検討されている企業様に向けて、
中途採用の主要転職サイトの特徴・料金を1枚にまとめた比較表をご用意しました。
今回情報をまとめたのは以下6サイト。
マイナビ転職/エン転職/doda/type/Re就活/日経転職版
ぜひダウンロードいただき、ご活用くださいませ。
マイナビ転職の料金体系
マイナビ転職では採用難易度に応じて5つのプランが用意されています。
プランに応じて、表示順位や写真の点数、原稿ボリュームが異なる仕組みです。
どのプランにも、基本的な求職者とのやり取り、データ管理、情報掲載など必要な機能がセットされています。
条件にマッチしたユーザーへダイレクトにアプローチする
スカウト機能については、別途料金が設定されています。
プラン別の料金体系
プラン | 表示順位 | 4週間1職種掲載 | 1週間延長 | 2週間延長 |
MT-S | 1位 | 120万円 | 24万円 | 40万円 |
MT-A | 2位 | 75万円 | 18万円 | 30万円 |
MT-B | 3位 | 50万円 | 12万円 | 20万円 |
MT-C | 4位 | 35万円 | 8万円 | 10万円 |
MT-D | 5位 | 20万円 | – | – |
掲載料金は各プラン4週間1職種のご掲載を1くくり(1クール)として構成しています。
複数回分のご掲載をまとめて発注することでお得に掲載できる「長期掲載チケット」や
その他オプション商品も多数取り扱っています。
プランに応じて表示順位や写真の点数、原稿ボリュームは異なります。
詳細はぜひお気軽にお問い合わせください。
(関連記事:マイナビ転職の掲載料金は?掲載プランごとに解説)
マイナビ転職に掲載する際の注意点
マイナビ転職に掲載する際におさえておきたい注意点は以下の2つです。
- 掲載開始までのステップをふまえたスケジュール設計を
- 検索キーワードランキングを活用する
掲載開始までのステップをふまえたスケジュール設計を
マイナビ転職の導入から掲載開始までの流れは、
「取材・原稿作成」「原稿確認」「掲載開始」のステップを踏みます。
原稿確認の締め切りは掲載開始日の2営業日前17時までとなるため注意が必要です。
マイナビ転職では、毎週求人特集が企画されています。
掲載情報は、毎週火曜日・金曜日に公開されることを念頭に置き、
逆算して掲載開始までのスケジュールを組みましょう。
検索キーワードランキングを活用する
マイナビ転職で採用を成功させるポイントとして
「検索キーワードランキングを活用すること」も有効です。
マイナビ転職では、利用者がどのようなキーワードで企業を検索しているか調査しています。
検索キーワードランキング上位ワードを入れることで、PV数が上昇し採用成功の確率が高まります。
マイナビ転職にはさまざまな機能・情報があるので
仕組みを理解し、採用成功に向けてしっかりと活用しましょう。
マイナビ転職のよくあるご質問
Q:マイナビ転職の他にマイナビ転職エージェントサーチがありますが、何が違うのでしょうか。
A:「マイナビ転職」と「マイナビ転職エージェントサーチ」は、
名前は似ていますが、サービスの内容は大きく異なります。
端的に言うと、マイナビ転職は、転職者が「求人情報」を探すためのサイトです。
それに対し、マイナビ転職エージェントサーチは、「転職エージェント」を探すためのサイトです。
費用面では、マイナビ転職は転職サイトのため、掲載に対して料金が発生します。
マイナビ転職エージェントサーチは、掲載自体にお金はかかりませんが、
転職者が入社した時点で、その人の年収の30~35%ほどがフィーとして
企業から転職エージェントに支払われます。
マイナビ社へ直接申し込むのと、代理店を通すのでは金額が異なりますか?
代理店を通すことで各転職サイトの比較から最適なサービスの紹介、そのほかの幅広いサービスと複合的なご提案が可能になります。
マイナビ転職おすすめキャンペーン
特集スケジュール
マイナビ転職では、毎週求人特集を企画しています。
求人特集に掲出することで、貴社求人情報への求職者の誘導を強化できます。
- 火曜スタート 2特集
- 金曜スタート 1特集
求人特集は枠に限りがございます。
気になる求人特集があれば、ぜひお早目にお申込みください。
掲載までの流れ
- 企業様の要望ヒアリング
- 企業様に最適な企画をご提案
- お申込み
- 取材実施~原稿作成
- 原稿確認・修正内容反映
- 入稿
- ご掲載開始(毎週火曜日・金曜日スタート)
ご掲載開始までの各ステップの締切はお申込みされるプランによって異なります。
マイナビ転職の会員データ
マイナビ転職 会員数(2024年9月時点)
- 会員数 837万人
- スカウト登録会員数 511万人
マイナビ転職 会員の特徴(2024年9月時点)
- 年齢層 35歳以下 54%
- 男女比 5:5
- 学歴 大卒以上 60%
- 転職希望時期 3ヶ月以内 66%
マイナビ転職のサイトデータ
マイナビ転職 求人数(2024年9月時点)
- 求人数 28,537件
マイナビ転職 業種コード・職種コード
マイナビ転職 各種コードはこちらからご確認ください。
採用成功事例
まとめ
企業が中途採用をおこなう上で、転職サイトは欠かせないツールです。
マイナビ転職は業界最大級の転職サイトであり、若手の会員が多いなど独自の特徴があります。
マイナビ転職の仕組みや料金体系を把握し、
自社の中途採用に最適な転職サイトかを検討してみてはいかがでしょうか。
その他の転職サイトはこちら