dodaダイレクト(デューダダイレクト)とは?仕組みや料金体系、気になる特徴
経験者採用や即戦力人材の採用に強みを持つ
「doda」が提供するダイレクトリクルーティングサービスの「dodaダイレクト」。
doda Recruitersの仕組みや料金体系などを解説していきます。
dodaダイレクトとは?
dodaダイレクトとは、国内最大級の会員数を誇る
dodaのスカウト会員データベースに登録している求職者に対して、
企業が直接アプローチできるダイレクトリクルーティングサービスです。
求職者の登録情報から「現在の職種」「スキル」「居住地」「年収」「資格」など、
多種多様な条件で求職者を絞り込めるのが特徴で、
自社の求める採用条件に合致する求職者へ直接スカウトメールを配信できます。
dodaダイレクトの仕組みとは?
dodaダイレクトには、登録者の転職活動状況が
「応募検討中」「応募あり」「選考中」の3段階で確認できる機能があります。
条件ごとに絞り込み検索をおこなうことで、より転職意欲の高い層へ効果的にアプローチできる仕組みです。
また、設定した条件に合う登録者を毎日10名ピックアップしてくれる機能も備えています。
条件は最大5つまで設定でき、条件に合う登録者を探す手間が省けます。
dodaダイレクトの特徴・強み
dodaダイレクトならではの特徴・強みとしては、次の3つが挙げられます。
- 採用力を高めながら優秀層にアプローチできる
- 最短1日で求職者へアプローチできる
- メールで簡単にレジュメの評価を依頼できる
01 採用力を高めながら優秀層にアプローチできる
パーソルキャリア株式会社が運営するdodaのスカウト会員データベースは、
人材紹介を併用している経験・スキルが豊富な優秀層が75%と大半を占めます。
どのようなスカウトメールを送ると応募に至るのかなど
求職者の反応をみながら改善していくため、採用力向上が期待できます。
02 最短1日で求職者へアプローチできる
求人サイトへの掲載や人材紹介を利用する場合、掲載原稿や求人票の作成など、
求職者へアプローチできるまでに1~2週間程度の準備期間を要します。
dodaダイレクトは求人票を作成後すぐに求職者にスカウトメールを送信できるため、
サービス利用開始から最短1日で面接を実施することも可能です。
03 メールで簡単にレジュメの評価を依頼できる
dodaダイレクトには「レジュメ評価」機能が設けられています。
募集をしている部署に対して、レジュメの評価をメールで依頼できるのが特徴です。
評価は「ぜひ会いたい」「興味あり」「対象外」の3段階に設定されており、
時間をかけず、手軽に実施できます。
dodaダイレクトの料金体系
dodaダイレクトでは、採用難易度に応じて3つのプランを用意しています。
利用期間内であれば、求人票の登録件数に制限はなく、採用成功時の成功報酬費用も無料です。
つまり、何職種・何名採用できても追加費用は一切発生しません。
利用期間や付帯するスカウト通数はプランによって異なります。
基本利用料
プラン | スカウト通数 | 利用期間 | 金額 |
ライト | 最大400通 | 8週間 | 80万円 |
スタンダード | 最大1,000通 | 24週間 | 180万円 |
プレミアム | 最大2,000通 | 48週間 | 330万円 |
オプション・サービス料金
サービス | 単位 | 金額 |
スカウト追加 | 100通 | 8週間 |
求人票作成件数 | 無制限 | 無料 |
採用成功時の成果報酬 | ー | 無料 |
dodaダイレクトを利用するメリット
dodaダイレクトを利用することで企業が得られるメリットを3つ見ていきましょう。
- 候補者に合わせてスカウトメールをカスタマイズできる
- 転職潜在層への働きかけで、候補者の幅が広がる
- 自社で運営するため、採用活動のノウハウを蓄積できる
01 候補者に合わせてスカウトメールをカスタマイズできる
dodaダイレクトでは、スカウトメールの内容を
候補者一人ひとりに合わせてカスタマイズできるのがメリットです。
直接アプローチすることで採用成功の確率を大幅に向上できます。
02 転職潜在層への働きかけで、候補者の幅が広がる
「チャンスがあれば転職したい」と考えている人は、
転職サイトに登録していないケースが多いです。
従来の採用方法では転職潜在層と出会うことは難しいですが、
dodaダイレクトは転職市場に表出しない層へ働きかけるため、候補者の幅がぐっと広がります。
03 自社で運営するため、採用活動のノウハウを蓄積できる
dodaダイレクトを利用する場合、自社で準備から実施、振り返りまでをおこなうため、
採用活動のノウハウを社内に蓄積でき、採用担当者が変わっても採用の質を維持できます。
また、dodaダイレクトでは、企業の採用活動を支援するセミナーを随時開催しており、
登録企業は年間100回を超える講座を無料で受講できます。
dodaダイレクトを利用するデメリット
dodaダイレクトを利用するにあたって想定されるデメリットを3つご紹介します。
- 一定の採用知識が必要になる
- 採用工数が増える可能性がある
- 効果が出るまでに時間がかかるケースもある
01 一定の採用知識が必要になる
ダイレクトリクルーティングをおこなうには一定の採用知識が必要です。
独自の運用では結果が思うように出ない可能性があります。
また、dodaダイレクトは国内最大級の登録者数を誇りますが、
企業側が求める特徴に合致しない登録者も多く、マッチングしないケースも考えられます。
02 採用工数が増える可能性がある
これまで人材紹介や求人広告を利用していた企業がダイレクトリクルーティングを導入すると、
データベースの検索やスカウトメールの作成・配信、候補者とのやり取りなど、
採用工数が増える可能性があります。
03 効果が出るまでに時間がかかるケースもある
ダイレクトリクルーティングは効果が出るまでに時間がかかるケースもあります。
採用活動のノウハウは実践しながらPDCAを回して得ていくため、
必要に応じて専任のダイレクトリクルーティングトレーナーのサポートを活用するとよいでしょう。
dodaダイレクトの活用に向いている企業
「優秀層へのアプローチを強化したい」
「採用条件に合う求職者からの応募だけを集めたい」
「早急に採用活動をスタートしたい」
などの採用課題を解決したいと考えている企業は、dodaダイレクトの活用に向いています。
また、「面接・内定辞退を減らしたい」企業や
「多職種採用を効率的におこない、採用コストを抑えたい」企業にもおすすめです。
dodaダイレクトを活用する際の注意点
dodaダイレクトを活用する際の注意点として、
自社が求めるターゲット人材を検索するには「ターゲットの明確化」が重要です。
検索時に条件を絞りすぎると自社にマッチする人材が少なくなりすぎるため、
「条件に優先順位をつける」「必須条件に絞って検索する」など工夫しましょう。
また、スカウトメールの文面は「候補者視点」で考えます。
「自社に入社するメリット」「候補者にとって魅力的なポイント」などを整理し、
それらを伝える内容になっているか検証しましょう。
dodaダイレクトのよくあるご質問
dodaダイレクト利用の際によくある質問をご紹介します。
Q:求人サイトのスカウトメール機能との違いは?
A:求人サイトのオプションとして提供されているスカウト機能は、配信できる対象が掲載職種のみなど限定的ですが、dodaダイレクトは職種をまたいだスカウトメール配信が可能です(営業職で求人を掲載した場合でも、経理職の求職者をスカウトできます)。
Q:巨大なデータベースからどのように採用したい人材を見つけるのですか?
A:転職希望者が直近1カ月の間に他社から受け取っているスカウトメールの通数や、ログイン日、詳細な選考状況などで、多様な絞り込み検索ができます。採用ターゲットに効果的なスカウトメール配信が可能です。
掲載までの流れ
- 企業様の要望ヒアリング
- 企業様に最適な企画をご提案
- お申込み
- 求人票作成、メールテンプレート登録
- スカウト配信開始
求人票とメールテンプレートの登録だけですぐにスカウト配信を開始できるので
最短1日で求職者にアプローチできます。
会員データ
dodaダイレクト スカウト会員数(2024年5月時点)
- スカウト登録会員数 365万人
採用成功事例
まとめ
dodaダイレクトは、企業自ら国内最大級の会員データベースにアクセスし、
候補者に直接アプローチできるのが特徴です。
候補者に合わせてスカウトメールをカスタマイズできるなどのメリットがある一方、
ダイレクトリクルーティングに関する一定の知識が求められます。
少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。