type(タイプ)とは?特徴や掲載料金、口コミ評価まで完全解説!
ひとつ上を目指す人のキャリア転職サイト「type(タイプ)」。
typeのサービスの特徴や掲載料金、利用するメリット・デメリットなどをご紹介します。
本ページは人事・採用担当向けの内容となっています。求職者の方は以下の記事をご覧ください。
▼求職者向けの情報はこちら
転職サイトtypeは使うべき?特徴や評判を徹底チェック!
typeとはどんなサービス?
「type」とは、株式会社キャリアデザインセンターが運営する転職サイト。
会員数は420万人を超え、エンジニアと20代の集客に注力しています。
交通広告やWeb広告に加え、エンジニア向けの転職フェアや
オウンドメディア「エンジニアtype」、「20’s type」を運営しています。
また同運営にて、キャリアアドバイザーのサポートが受けられる「type転職エージェント」と、
女性専用の「type女性の転職エージェント」という異なるサービスを提供しています。
typeの仕組みとは?
typeでは「行動ターゲティングスカウト」をおこなえる仕組みを提供しています。
行動ターゲティングスカウトとは、typeサイト上でのユーザーの行動履歴をもとに、
対象企業への興味が高いユーザーを抽出し、スカウトメールを配信できるサービスです。
業務が忙しくてスカウトメールを送信する時間が取れないという採用担当者に代わって、
専門スタッフがターゲットの抽出からスカウトメールの送信までを代行することも可能です。
typeを活用することで、採用担当者の負担を軽減するとともに応募率の向上が期待できます。
typeの特徴・強み
他の求人サイトにはない、typeならではの特徴を7つご紹介します。
- エンジニア採用に特化した独自のプロモーション展開
- typeのデータベースは独自の非公開型
- 効率的な求人検索の方法
- ワンプライスで2職種掲載可能な料金設定
- AIマッチング機能で効率的な採用を実現
- 採用に役立つ情報が充実
- LINEで求人情報を自動配信
01 エンジニア採用に特化した独自のプロモーション展開
typeでは、エンジニアの集客に注力したプロモーションを展開しています。
- エンジニアtype
エンジニアのキャリア・スキル向上に役立つ情報を提供するWebマガジン
音声コンテンツ「聴くエンジニアtype」では、第一線で活躍するエンジニアのインタビューなどを発信
- typeエンジニア転職フェア
来場者約1,400名、1日平均35名以上の面談実績がある転職イベント
typeは会員全体の5人に1人はエンジニア経験者
エンジニア採用はもちろん、ニッチ職種の採用にも強いのがtypeの特徴です。
02 typeのデータベースは独自の非公開型
typeのデータベースは他社エージェントには非公開。
求職者へのスカウトメールのバッティングが少なく済み、独自のデータベースでの母集団形成が可能です。
デジタル人材の需要は供給を上回っており、IT人材の高齢化や市場ニーズの拡大などによって、
2030年には最大79万人の不足が懸念されています。
エンジニアは採用難易度、給与水準ともに高く、他の職種よりも採用コストが高騰する傾向にあるため、
スカウトメールのバッティングによる機会損失を防ぐことによる採用の効率化と、
それに伴うコスト削減は非常に魅力的です。
03 効率的な求人検索の方法
企業が求める人材を効率的に探せるように、職種別・スキル別・地域別での検索が可能になっています。
職種別検索:企業が求める職種で検索
「システムエンジニア」や「プロジェクトマネージャー」といった職種で絞り込み、
該当する候補者を効率よく見つける
スキル別検索:求職者のスキルセットに基づいて絞り込む
例えば「Python」「AWS」「SQL」など、特定のスキルで検索することで、
より具体的なスキルを持つ候補者を見つけることが可能
地域別検索:勤務地や通勤圏内の候補者を探す
地理的な条件を満たす候補者を効率よく特定できる(リモートワーク希望者も含む)
【検索例】
「アプリケーション開発エンジニア」「制御・ファームウェア・組込系」「東京都」で検索することで、
東京都在住(勤務希望)の、制御・ファームウェア・組込系のエンジニア経験のある人材が選出できます。
さらに、検索条件に雇用形態や希望年収なども加えると、理想の人材を迅速に見つけることが可能です。
04 ワンプライスで2職種掲載可能な料金設定
多くの求人サイトでは「4週間1職種掲載」を標準パッケージとしていますが、
typeでは「4週間2職種掲載」が標準パッケージです。
ワンプライスで2職種掲載できるため、1職種当たりの採用コストが安く、
他社の求人サイトと比べてコストパフォーマンスがよい点も特徴の一つです。
各プランの料金や原稿イメージは、「typeの料金別プラン詳細ページ」にてご確認いただけます。
05 AIマッチング機能で効率的な採用を実現
typeでは、ユーザーの登録情報や行動履歴から
最適な求人をマッチング提案する、独自のAI機能が搭載されています。
ユーザーに対して検索・閲覧履歴、保存情報、職歴などをもとに
最適な求人を提案しているため、精度の高いマッチングが期待できます。
企業の求人情報が検索上位に表示されなかったとしても、
AIにより企業と親和性の高いユーザーにマッチングを提案してくれるため、
企業が求める人材に求人情報を提供することができるでしょう。
1.スキル・経験のマッチング精度
AIは、ユーザーの職歴・スキル情報と企業の求人要件を比較し、類似スキルを持つ候補者を抽出します。
【マッチング精度例】
ユーザー情報
職務経歴:プロジェクトマネージャー(5年)
保有スキル:プロジェクト管理、リスク管理、チームマネジメント
資格:PMP
求人情報
求める人物像:プロジェクトマネージャー経験者(3年以上)、リスク管理スキル必須、PMP資格保有者優遇
AIによるマッチング
ユーザーのスキル・経験と求人の求める人物像が合致した場合に抽出
2.レコメンド機能の特徴
AIが求職者の行動履歴を分析し、閲覧した求人やエントリー傾向に基づいて、最適な求人をレコメンドします。
例えば、フルリモート希望の求職者には、勤務地条件を考慮したリモート可能な求人を優先して表示するなどです。
【レコメンド例】
ユーザーの検索履歴
「ITエンジニア」「東京都」
AIレコメンド
・東京都のITエンジニア求人
・過去に類似求人を見たユーザーが応募した求人
・ユーザーのスキルに合致する求人
3.採用効率化
AIマッチングを活用することで、大量の応募者の中から
企業の要件に合致した候補者を自動抽出し、採用担当者の負担を軽減できます。
【採用効率化の例】
応募者100名(多様なスキル・経験を持つ求職者が集まる)
→AIスクリーニング(求める要件を満たしているかAIが自動判定)
→合致者30名→面接→採用決定
06 採用に役立つ情報が充実
typeは、採用や転職活動に役立つコンテンツが充実しているのも特徴です。
具体的には、以下のようなものがあります。
人事担当者向けセミナー
中途採用のトレンドやWEB面接のノウハウなど、採用に役立つセミナーを開催しています
ウェビナーの見逃し配信も実施しています
多数のダウンロード資料
フォームに必要事項を入力することで資料の入手が可能です
「中途面接の質問集」「面接評価シート」「エンジニア採用ガイドブック」など、さまざまな資料があります
中途採用企業向けブログ
ブログは「エンジニア採用情報」「女性採用情報」「中途採用情報」の3種類
スカウトメールの例文や市場のトレンドなど、採用活動に関する情報を得られる
これらのコンテンツを活用することで、採用に必要な情報を効率的に収集できます
また、転職希望者向けに、履歴書の書き方や面接対策などの転職ノウハウのほか、
ユーザーのキャリア形成に役立つ動画やビジネス本の要約などのコンテンツも用意されています。
07 LINEで求人情報を自動配信
転職活動において、メールよりもLINEを活用するユーザーは増加傾向にあり、LINEによる求人配信ができるのもメリットです。
職種や勤務地など、求職者の希望に合致した求人情報をユーザーに配信。
typeの会員IDとLINE IDの連携によって、スカウトメッセージの通知をまとめてLINEで配信できる仕様です。 |
求人配信 | 職種や勤務地など、希望条件にマッチした求人情報を配信。 |
通知配信 | スカウトメッセージの通知を配信(週1回)。 |
情報配信 | 転職以外のキャリア情報収集を配信。 |
LINEのトーク画面から手軽にマイページにログインできるなど、ユーザーが隙間時間を使っていつでもサイトにアクセスできる環境のため、閲覧数の増加も期待できます。
スカウトメール最適化のコツ
求職者は、複数の企業からスカウトメールを受け取っている可能性が高く、
多くのメールから自社を選んでもらう必要があります。
そのため、開封して読みたくなるような、魅力的なタイトル(件名)であることが重要です。
開封率を上げるタイトル設定のポイント
具体的な数字や条件を提示する
例:「【月収50万円以上】新プロジェクトのリーダー募集」
求職者にとっての利益を強調する
例:「リモートワーク可能!柔軟な働き方を実現」
求職者の名前を件名に含める
例:「●●様の経験を生かせる最適なポジションのご案内」
特別感や緊急性を演出する
例:「●月●日までの特別オファー」「●●限定の求人情報」
送信のタイミングを工夫する
メールをチェックする昼休みや退勤の前後に送信する
深夜・早朝の送信は「ブラック企業」という印象を与えかねないため控える
typeの会員データと特徴
会員数や属性など、typeに登録している会員の特徴を紹介します。
type 会員数(2025年3月時点)
- 会員数 420万人
- スカウト登録会員数 340万人
type 会員の特徴(2025年3月時点)
- 年齢層 35歳以下 60%
- 男女比 65:35
- 学歴 大卒以上 48%
- 経験職種 エンジニア16%/営業系18%
会員の経験職種で、最も多いのはエンジニアで全体の4分の1、次いで営業職となっています。
typeのサイトデータ
type 求人数(2025年3月時点)
- 求人数 2,512件
type業種コード・職種コード
typeには、128種類の業種コードと、143種類の職種コードがあります。
職種コード・業種コード選択のポイント
・業界・事業内容に合致している
・職務内容に即したコードである
・合致する職種がない場合は比較的近いコードを選択する など
求職者(会員)は、求人検索の際にコードを選択して情報を絞り込みます。
求人検索の精度を高めてマッチングの質を向上するには、適切なコード設定が重要です。
【例:システムエンジニアの募集】
業種
大分類「メーカー(機械・電気)」、小分類「総合電機メーカー」
職種
大分類「IT・通信・Webエンジニア」、中分類「システムエンジニア」、小分類「制御・ファームウェア・組込系」
typeは他社の媒体と異なり、ワンプライスで2職種掲載できます。
求人が1つしかない場合は、職種コードを少し変えた原稿を作成することで、
同じ求人で2種類の広告を掲載することが可能です。
typeの各種コードの詳細は以下よりご確認ください。
typeと他の転職サイトを比較
(2025年3月時点) | type | マイナビ転職 | doda |
会員数 | 420万人 | 871万人 | 943万人 |
求人数 | 2,512件 | 36,823件 | 250,711件 |
ターゲット層 | 20代後半~30代 | 20代~30代前半 | 20代~50代 |
男女比 | 65:35 | 50:50 | 55:45 |
特徴・強み | ・エンジニア採用◎ ・独自機能が多い |
・若手層が多い
・地方採用にも強い |
・優秀層が多い
・都市圏の採用に強い |
基本となる掲載形式 | 4週間2職種 | 4週間1職種 | 4週間1職種 |
typeは、総合型転職サイトの「doda」や「マイナビ転職」と比べると会員数や求人数は少ないものの、20代後半から30代の中堅層のエンジニア職を主なターゲット層としています。
そのため、職種や年齢層など、ターゲットを絞った求人掲載を考えている企業には適していると言えます。
typeの利用を検討している場合、自社が求める人材とtypeのユーザー層がマッチしているかどうかしっかりと確認しましょう。
(関連記事:マイナビ転職とは?仕組みや特徴、料金体系、最新の会員データから採用成功事例まで解説)
(関連記事:doda(デューダ)とは?仕組みや特徴、料金、掲載方法、キャンペーン情報まで解説)
typeの料金プランと費用
typeでは採用難易度に応じて4つの料金プランを設定しています。
上位プランになるほど写真点数や原稿のボリュームが増え、検索時の表示順位も高くなります。
プラン | 表示順位 | 4週間2職種掲載 | 2週間延長 |
type-A | 1位 | 100万円 | 50万円 |
type-B | 2位 | 80万円 | 40万円 |
type-C | 3位 | 60万円 | 30万円 |
type-D | 4位 | 35万円 | 18万円 |
プランに応じて表示順位や写真の点数、原稿ボリュームは異なります。
以下に各プランの概要を記載します。
type-Aプラン(最上位・最大露出)
企業の魅力を最大限アピール。採用競争が激しい業界・職種向け
type-Bプラン(高視認性・バランス型)
コストと露出のバランスを取る。中堅・成長企業におすすめ
type-Cプラン(コスト抑えめ・安定掲載)
費用を抑えつつ一定の露出を確保。中小企業向け
type-Dプラン(経済的・シンプル掲載)
最安プラン。スタートアップや初掲載の企業向け
各プラン4週間2職種の標準パッケージの他、複数回分の掲載をまとめて発注することで
お得に掲載できる「長期掲載クーポン」やその他オプションも多数用意されています。
採用難易度や予算などに応じてご検討ください。
typeで実現する採用コスト削減
typeは、1回の掲載で2職種の求人広告を掲載でき、採用コストの削減に寄与します。
最上位、最下位プランでの1職種あたりの掲載料を比較した表が以下です。
プラン | type | マイナビ転職 | doda |
最上位プラン | type-A
4週間2職種 |
MT-S
4週間1職種 |
Eプラン
4週間1職種 |
掲載料 | 100万円 | 120万円 | 150万円 |
1職種あたりの掲載料 | 50万円 | 120万円 | 150万円 |
最下位プラン | type-D
4週間2職種 |
MT-D
4週間1職種 |
Aプラン
4週間1職種 |
掲載料 | 35万円 | 20万円 | 25万円 |
1職種あたりの掲載料 | 17.5万円 | 20万円 | 25万円 |
typeは1回の掲載で2職種の掲載が可能となるため、
1職種あたりの料金が他の大手転職サイトと比べて割安であることがわかります。
【2職種掲載の活用例】
エンジニア+営業職
自社製品の開発を担うエンジニアと、その製品を市場に広める営業職を同時に募集
PM(プロジェクトマネージャー)+SE(システムエンジニア)
プロジェクト全体を管理するPMと、実際のシステム開発をおこなうSEを同時に募集
インフラエンジニア+アプリ開発エンジニア
システム基盤を構築・維持するインフラエンジニアと、その上で動作するアプリケーションを開発するエンジニアを同時に募集
開発経験者+開発未経験者
過去に開発経験のあるエンジニアと、未経験者を同時に募集
上記のように2職種掲載をうまく活用することで、採用コストを抑えつつ、
多様な人材を効率的に募集することが可能です。
typeを利用するメリット
エンジニア・営業職の求人募集に強いのが、typeの特徴の1つ。
会員の5人に1人はエンジニア経験者で、独自のAIや機械学習により、ユーザーの行動履歴をもとにマッチングします。
さらに、スカウトメールやカジュアル面談などの機能により、人事・採用担当の負荷を軽減しながら
転職者との接点を増やし、離脱やミスマッチを予防します。
以下にtypeを利用するメリットを3つ紹介します。
- エンジニア向け求人が豊富で業界トップクラスの掲載数
- 独自の集客でエンジニア職の新規会員を獲得できる
- コストパフォーマンスが良い
メリット(1)エンジニア向け求人が豊富で業界トップクラスの掲載数
typeは、主要転職サイトの中でもエンジニア職の求人掲載数の多さが特徴です。サイト全体の掲載シェアもエンジニア職が50%以上を占め、多くのエンジニアがサイトに訪れるのがメリットといえます。応募率を上げる機能として「シンプル応募・ライト応募機能」が装備され、応募フォームの入力途中で離脱してしまうユーザーを減らし、応募完了率アップにつなげています。
メリット(2)独自の集客でエンジニア職の新規会員を獲得できる
typeではエンジニア職限定のプロモーションが充実しており、独自の集客でエンジニア職の新規会員を獲得できるのもメリットです。typeが開催するエンジニア採用に特化した「エンジニア転職フェア」には、転職サイトに登録していない人が50%以上も来場し、typeへの会員登録につながっています。IT系エンジニア職希望の求職者が1,000人以上集まるため、企業にとって複数の人材と面談できる出会いの場となっています。
メリット(3)コストパフォーマンスが高い!2職種掲載で採用効率UP
エンジニア職は経験によって「募集するポジション」「求めるスキル」「転職者に響く内容」が異なるため、1職種の原稿ではアピールが難しいです。その点、typeでは2職種掲載が標準パッケージのため、1職種あたりのコストを抑えつつ、それぞれのポジションに合った原稿を作成できます。
例えば、他社媒体の上位プランは1職種で120万〜150万円かかりますが、typeは1度に2職種掲載できるため、1職種あたりの費用を50万円に抑えることが可能です。このため、より多くの応募者を集めやすく、コストパフォーマンスが向上します。
効果的な予算配分のポイント
採用活動の効率化には、企業規模に応じた予算配分が重要です。
例えば、以下のような3つの配分パターンが考えられます。
スタートアップ向け
採用ターゲットに焦点を当て、少ない予算で効果的なターゲティングをおこなう
エリア限定・職種限定など、新規の企業向けキャンペーンを活用する
中小企業向け
予算と露出のバランスのよい予算配分で、広範囲にリーチを広げる
低コストで効果的なオプションやキャンペーンを検討する
大手企業向け
大量の応募者をターゲットに、複数の職種を広範囲でカバーする
大規模なキャンペーンでブランディングと採用の両立を目指す
typeのデメリット・注意点
typeを利用するデメリットをつ見ていきましょう。
- エンジニア職以外の採用に弱い
- 会員数の課題
- 求人が首都圏に集中
- 掲載課金型のため採用できなくてもコストが発生
エンジニア職以外の採用に弱い
メリットで前述した通り、typeはエンジニア職の転職に特化しているため、エンジニア職以外の採用に弱い傾向があります。
掲載求人の半数以上がエンジニア職やIT関連の職種で、ユーザーもエンジニアとしての転職を希望する人が多いため、それ以外の職種では求職者も少なく、満足のいく採用ができない可能性があるでしょう。
例えば営業職や事務職など、エンジニア以外の職種を求める場合は、母数の形成に十分な応募が集まらない可能性が高いため、他の転職サイトと併用することをおすすめします。
会員数の課題
(2025年3月時点) | type | マイナビ転職 | doda |
会員数 | 420万人 | 871万人 | 943万人 |
求人数 | 2,512件 | 36,823件 | 250,711件 |
表からもわかる通り、typeは、dodaやマイナビ転職と比べると会員数も求人数も少ない傾向にあります。
そのため、幅広い職種や業種で求人を掲載したい企業にはあまりおすすめできません。
求人が首都圏に集中
サイトには「日本全国対応」と記載があるものの、typeに掲載されているほとんどの求人は首都圏中心となっています。
首都圏での求人が2,000件以上あるのに対し、九州や東海地方などでは300件前後と少なく、ユーザーも首都圏での求職者が中心である可能性が高いでしょう。
地方での採用を考えている企業は、typeよりも全国を網羅している転職サイトを利用するのがおすすめです。
掲載課金型のため採用できなくてもコストが発生
転職サイトに求人を掲載する課金方法には、「掲載課金型」と「成果報酬型」があり、typeは掲載課金型です。
一人採用する度に費用を払う成果報酬型とは違い、掲載課金型は掲載時に費用が発生します。
タイプ | 採用できなかった場合 | コスト発生タイミング |
掲載課金型 | 発生する | 掲載開始時(契約時) |
成果報酬型 | 発生しない | 採用確定時 |
採用できなかった場合でもコストが発生するため、企業にとってはデメリットといえます。
コスト対策として効果的な原稿作成の主なポイントは、以下の3点です。
ターゲット明確化
求めるスキル・経験を明確にし、応募者の意欲を引き出す
魅力的な条件の提示
給与や福利厚生、企業文化などの魅力的なポイントを強調
簡潔で分かりやすい説明
応募者が内容を簡単に理解できるよう、簡潔な表現を心掛ける
上記ポイントもふまえて、費用が無駄になることのないように採用活動に臨みましょう。
typeの口コミ・評判はどう?
typeを利用した企業担当者の口コミを2つピックアップしてご紹介します。
❚ Webサービス業
求人サイトで広告掲載するのは初めてで、自社のどのような点を求人原稿に打ち出していけばよいのか知識が無かったのですが、typeさんの営業担当の方やプロのライターの方が原稿の打ち出しから提案してくださり、自社の魅力を上手く引き出した原稿を作成してくれました。
❚ 化粧品メーカー業
掲載開始後も営業担当の方からこまめに連絡いただきました。他社と比較した効果進捗の共有とデータをもとにした改善提案を行っていただけたのが助かりました。また、応募獲得に向けたスカウトメールを活用方法や、面接のノウハウなどを教えていただきました。
(関連記事:転職サイトtypeは使うべき?特徴や評判を徹底チェック!)
typeの採用成功事例
typeに掲載して採用に成功した事例をご紹介します。
採用成功事例:需要高まるドライバー採用で一気に11名も採用できた秘訣とは?
・事業内容:一般貨物運送業
・従業員数:30名以上50名以下
・募集職種:ドライバー
・勤務地:千葉県/茨城県
かつてはハローワークで採用ができていたが、
近年のドライバー需要の高まりと共に応募が減少、ついには3か月間応募0名に。
事業拡張のためには早急にドライバーを確保する必要があり、ニッチ職種の採用に強いtypeに掲載。
ドライバー志望者に響く魅力とは何かを徹底的に洗い出し、
「ドライバーの夢をかなえる」という採用コンセプトのもと、わかりやすく求人広告に魅力を表現。
40名もの応募があり、11名のドライバー採用に成功した。
typeの活用に向いている企業
typeの活用に向いている企業は、エンジニアをはじめ、
専門スキルの必要な職種を採用したいと考えている企業です。
具体的には、以下のような企業に向いていると考えられます。
エンジニア採用に課題がある企業
IT・WEB系の求職者が多数登録しており、プログラミング言語や技術スキルで詳細に検索できます
独自の採用チャネルを持ちたい企業
エンジニア、女性、関西圏など複数の専門サイトを展開、ターゲット層に合わせた採用戦略の構築が可能です
採用コストを最適化したい企業
基本プランが2職種掲載となるため、採用コストを最適化して掲載できます
専門職種の採用を強化したい企業
typeはエンジニアだけでなく、営業職やクリエイティブ系など、さまざまな専門職の採用に対応しています
typeの掲載前に確認すべきポイント
typeには職種コードが143種類、業種コードが128種類あります。
typeに掲載する際は、企業側と求職者の要望を的確に吸い上げ、マッチング精度を高めるためにも、
「職種コード」と「業種コード」を細かく設定することが重要です。
ポイント | 概要 | 具体例 |
職種コード・業種コードの選定 | 求人情報をより的確に求職者に届けるため、職種コードや業種コードを正確に選定する | 「ITエンジニア」「営業職」など募集職種に適したコードを選定 |
最適なプランの選択 | 採用目標、求人数、予算に基づいて最適なプランを選択 | 予算に合わせて選択、必要に応じてオプション利用を検討する |
原稿のコンセプトを決める | 求職者に響く求人内容を記載 具体的な業務内容やキャリアパスを明記し、求職者に魅力的な内容を伝える |
給与や福利厚生、他社にない休暇制度など、求職者が興味を持つ要素を記載 |
掲載スケジュールの確認 | 特集にあわせて掲載すると効果的、面接など掲載開始後の予定から逆算して計画 | 面接など採用の流れを決定し、 繁忙期の入社にならないよう注意する |
typeのよくある質問と回答
type利用の際によくある質問をピックアップしてご紹介します。
Q:すぐに掲載を開始したいのですが、いつからスタートできますか?
A:取材、原稿作成、確認期間を含め最短8営業日で掲載スタート可能です。問い合わせ時に最短で掲載可能なスケジュールをご提案します。
Q:エンジニア、営業、事務職で募集を検討しています。3職種の掲載も可能ですか?
A:もちろん可能です。typeは2職種掲載がデフォルトのため、他社媒体よりも1職種あたりのコストを抑えて掲載できるのも特長の一つです。
type キャンペーン情報
type 特集スケジュール
typeでは、毎週火曜・金曜スタートで求人特集を企画しています。
求人特集に掲出することで、貴社求人情報への求職者の誘導を強化できます。
求人特集は枠に限りがございます。
気になる求人特集があれば、ぜひお早目にお申込みください。
掲載までの流れ
- 企業様の要望ヒアリング
- 企業様に最適な企画をご提案
- お申込み(7営業日前)
- 取材実施~原稿作成(5営業日前)
- 原稿確認・修正内容反映(2営業日前)
- 入稿(1営業日前)
- ご掲載開始(毎週火曜・金曜スタート)
上記は新規で掲載される場合の目安で、ご掲載開始までの各ステップの締切は
お申込みされるプランによって異なります。
まとめ:typeはエンジニア採用に特化した転職サイト
エンジニアの募集に強みをもっているtypeでは、
豊富なエンジニア職の求人を求めて多くのエンジニアがサイトに訪れるのが特徴です。
サイトに訪れたユーザーに対して「行動ターゲティングスカウト」をおこない、
採用担当者の負担を軽減するとともに応募率の向上を目指します。
typeの特徴まとめ
エンジニア採用に特化
豊富なエンジニア職の求人があり、多くのエンジニアが利用
行動ターゲティングスカウト
求職者の行動データを活用し、応募率を向上
2職種掲載が可能
異なるポジションでもコストを抑えながら採用活動を展開
スカウト機能が充実
AIマッチングにより、採用担当者の負担を軽減
首都圏の求人に強み
関東エリアの採用に特化し、高いマッチング精度を実現
少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。