こんにちは、地域活性事業部のHです。
先日まで東京出張に行っていました。
奄美に移住した今でも、東京から仕事を発注頂いているお客様に感謝です。
久々に訪れた東京はひんやりと空気が冷たく、
短パンTシャツの南国スタイルで空港に降り立った瞬間に、
服装選択を失敗したことを後悔しました。
東京滞在の5日ほどで少々喉の状態が怪しくなり、時々裏声になります。
———————–
地域活性事業部では、日本語学校の運営もサポートしています。
海外から日本語を学ぶために奄美に来島してくる留学生たちを、
言語や生活、バイト先探しまで、さまざまな視点から支えています。
今回はその学校を卒業した生徒のお話を。
2017年3月で卒業し、奄美大島内の専門学校に進学した生徒のタオさん。
実は彼、7ヶ月間にわたり、ある資格試験に挑戦し続けています。
8月の中旬に5回目の不合格を経験したばかり。
6回目の正直を目指してまで、タオさんが求めている資格は「原付自動二輪」。
専門学校の寮から学校までの通学と、その後のバイト先の街中までの通勤、
そしてお休みの日には日本語学校の寮に顔を出して、後輩たちと楽しく過ごす。
(寮のwifiを借りに来ているという噂もあります)
いくつもの拠点を行ったり来たりするための足として、
実はタオさん、7ヶ月前にバイクも入手済みでした。
乗れるのに乗れないバイクを横目に勉強をずっと続けてきました。
よく勉強につかれた時には、
と、メールで冗談とも本気ともつかない内容を送ってきます。
たまに勉強にも付き合うのですが、専門用語が多くなると理解できなくなるようです。
たしかに非漢字圏の学生たちが「一時停止」「制動距離」「追越車線」などの外国語を見て、
瞬時に正解を選んでいく原付の試験は難易度が高そうです。
タオさんと問題を見ていると、状況やルールとしては理解していることが多いのですが、
試験問題に出てくる専門用語を理解できずに苦しんでいることが分かってきました。
「東京の受験会場ではベトナム語での試験を受けることも出来る」
などの噂もありますが、ここは離島奄美大島。
日本語の試験を乗り越えるしか道はなさそうです。
今後も当分タオさんの苦労は続きそう。
(ベトナム帰りの生徒のおみやげは、ほぼこのコーヒー。謎の男女とヘリコプター。)
彼らのサポートを続けてきて、海外で暮らすことがどれだけ大変なのかが、
だんだんとですが、つかめてきたように思います。
また、サポートが必要なポイント、逆に自分たちでなんとなくできること、なども。
ちなみにですが、居酒屋や販売・サービス系のアルバイトなどでは、
意外とスムーズに働けているように思います。
その代り役所での手続きや金融機関での手続き、ビザの更新手続きなど、
書類や定まった手続き系になると一気に難易度が増します。
先日ネパール学生の体調不良で病院へ診察に行くのに付き添ったのですが、
病状について異国語で伝えることがどれほど難しいのか、目の前で体感しました。
「おへその上あたりが何かに刺されたようにシクシクと痛み続ける」
を正確に伝えるなんて…。
結局は身振り手振りと共通で分かる英語を交えて何とか(?)なりました。
本人は薬をもらえて安心していましたが、正確に病状が伝わったとは思いません。
幸い、その後何の不調もなく過ごせているようです。
とはいえ、いざ深刻な事態になった時にはスカイプなどを利用して現地通訳の方の力を借りなければ…。
一刻も早く、彼らのコミュニケーションをサポートできる現地語人材がほしいと願う最近です。
◎学校で学ぶ生徒たち(Facebook)
地域活性事業部では、このあたりのサイトもコツコツ更新しています。
仕事中にのぞいてみると、一瞬都会の生活から逃避できるかもしれません。
◎島の魅力を島外に伝える「島キャン宣伝部」(Twitter , Facebook)※祝1000いいね!
◎教育で島の未来を支える「予備校」
◎大学生と日本の離島を結ぶ「島キャン」(Twitter , Facebook)
いよいよ島キャンが始まりました。
今年の夏は170名ほどの学生が奄美群島を中心に離島を回遊しています。
さっそく新聞や現地TV局などに取材をされています。
◎アマミテレビ様 島キャン生取材(youtube)
次回は島キャンについて考えているところを書きたいと思います。
先日まで東京出張に行っていました。
奄美に移住した今でも、東京から仕事を発注頂いているお客様に感謝です。
久々に訪れた東京はひんやりと空気が冷たく、
短パンTシャツの南国スタイルで空港に降り立った瞬間に、
服装選択を失敗したことを後悔しました。
東京滞在の5日ほどで少々喉の状態が怪しくなり、時々裏声になります。
———————–
地域活性事業部では、日本語学校の運営もサポートしています。
海外から日本語を学ぶために奄美に来島してくる留学生たちを、
言語や生活、バイト先探しまで、さまざまな視点から支えています。
今回はその学校を卒業した生徒のお話を。
2017年3月で卒業し、奄美大島内の専門学校に進学した生徒のタオさん。
実は彼、7ヶ月間にわたり、ある資格試験に挑戦し続けています。
8月の中旬に5回目の不合格を経験したばかり。
6回目の正直を目指してまで、タオさんが求めている資格は「原付自動二輪」。
専門学校の寮から学校までの通学と、その後のバイト先の街中までの通勤、
そしてお休みの日には日本語学校の寮に顔を出して、後輩たちと楽しく過ごす。
(寮のwifiを借りに来ているという噂もあります)
いくつもの拠点を行ったり来たりするための足として、
実はタオさん、7ヶ月前にバイクも入手済みでした。
乗れるのに乗れないバイクを横目に勉強をずっと続けてきました。
よく勉強につかれた時には、
と、メールで冗談とも本気ともつかない内容を送ってきます。
たまに勉強にも付き合うのですが、専門用語が多くなると理解できなくなるようです。
たしかに非漢字圏の学生たちが「一時停止」「制動距離」「追越車線」などの外国語を見て、
瞬時に正解を選んでいく原付の試験は難易度が高そうです。
タオさんと問題を見ていると、状況やルールとしては理解していることが多いのですが、
試験問題に出てくる専門用語を理解できずに苦しんでいることが分かってきました。
「東京の受験会場ではベトナム語での試験を受けることも出来る」
などの噂もありますが、ここは離島奄美大島。
日本語の試験を乗り越えるしか道はなさそうです。
今後も当分タオさんの苦労は続きそう。
(ベトナム帰りの生徒のおみやげは、ほぼこのコーヒー。謎の男女とヘリコプター。)
彼らのサポートを続けてきて、海外で暮らすことがどれだけ大変なのかが、
だんだんとですが、つかめてきたように思います。
また、サポートが必要なポイント、逆に自分たちでなんとなくできること、なども。
ちなみにですが、居酒屋や販売・サービス系のアルバイトなどでは、
意外とスムーズに働けているように思います。
その代り役所での手続きや金融機関での手続き、ビザの更新手続きなど、
書類や定まった手続き系になると一気に難易度が増します。
先日ネパール学生の体調不良で病院へ診察に行くのに付き添ったのですが、
病状について異国語で伝えることがどれほど難しいのか、目の前で体感しました。
「おへその上あたりが何かに刺されたようにシクシクと痛み続ける」
を正確に伝えるなんて…。
結局は身振り手振りと共通で分かる英語を交えて何とか(?)なりました。
本人は薬をもらえて安心していましたが、正確に病状が伝わったとは思いません。
幸い、その後何の不調もなく過ごせているようです。
とはいえ、いざ深刻な事態になった時にはスカイプなどを利用して現地通訳の方の力を借りなければ…。
一刻も早く、彼らのコミュニケーションをサポートできる現地語人材がほしいと願う最近です。
◎学校で学ぶ生徒たち(Facebook)
地域活性事業部では、このあたりのサイトもコツコツ更新しています。
仕事中にのぞいてみると、一瞬都会の生活から逃避できるかもしれません。
◎島の魅力を島外に伝える「島キャン宣伝部」(Twitter , Facebook)※祝1000いいね!
◎教育で島の未来を支える「予備校」
◎大学生と日本の離島を結ぶ「島キャン」(Twitter , Facebook)
いよいよ島キャンが始まりました。
今年の夏は170名ほどの学生が奄美群島を中心に離島を回遊しています。
さっそく新聞や現地TV局などに取材をされています。
◎アマミテレビ様 島キャン生取材(youtube)
次回は島キャンについて考えているところを書きたいと思います。