導入背景・課題
- 初めての新卒採用実施
- 採用支援×ブランディング支援を期待
実施施策
- 新卒採用コンサルティング
- Offerbox導入
- 動員アウトソーシング
効果と実績
- 採用活動初年度から採用目標(3名)を達成
- 新卒採用の土台を形成
その時が初めての新卒採用だったそうですが、どのような背景で新卒採用をスタートされたのでしょうか?
私たちはIT業界ですが、弊社で必要とする技術にはあまり経験者がいないんですね。単なるIT経験者はたくさんいるのですが、それは「ITツールを道具として使える」という方々のことで、我々が求めている経験者ではないんです。弊社の仕事は、ITツールをどのようにお客様の価値に転化していくか。お客様の要望をしっかりヒアリングし、カスタマイズしながらお客様と一緒に考えて形にする仕事なんですよ。だから我々の想いに共感して、素直に吸収していってくれるような真っ白な社員を採用してしっかりと教育しようと思い、新卒採用をスタートしました。
我々のようにも小さな会社に新卒採用は難易度が高いと思っていました。同時に、ペンティオをどういう会社だと表現をしたらいいのか自体が、そもそも明確になかったんです。だから新卒採用とブランディング、一緒に進められる企業を求めていて、インターネットでいろいろと調べているうちにカケハシさんを見つけましたね。ホームページには私たちが求めている支援ができそうだ、という内容が書かれていましたが、さらに問い合わせた後に来てくださった担当の方がカケハシさんの価値を明確に話してくれた。ホームページの内容の裏付けを感じることができましたね。ほかにもWebサイトを作りますという会社や、採用媒体を積極的に使いましょうという媒体代理店のお話も伺いましたが、「新卒社員を採用する」という目的に沿った一番大切な支援、コンサルティングを通して明確なアドバイスをいただける会社とお付き合いしたいと考えておりました。とにかく、「横に座って相談できる会社」を求めていたんです。それがカケハシさんでした。
まず、「そもそも採用活動とは」ということを教えてもらうことから始まりましたね。1年の流れでやらなければいけない活動などを、しっかり整理して、大きな1枚の表にしたタイムテーブルを見ながらスケジュールとやるべきことを教えてもらいました。同時に自社でおこなっていた採用サイト制作について、学生の考えや盛り込むべき内容もアドバイスをしてもらい、新卒採用のスタートに向けて準備することができました。
ただ、支援が始まって5カ月経った8月ごろ、世間的には2023年卒採用が始まって4カ月ほど経っていて、その年の採用活動をどうするか、悩んでいたんですね。結局、秋から新卒採用をスタートするのですが、その決め手になったのが、いまの担当のOさんでした。
Oさんが非常に明確に、そして具体的にアドバイスをくださるんですよ。ある日、複数の会社が学生を前に会社紹介するイベントの見学に連れて行ってくださったんですが、肌で新卒採用を感じることができて、弊社はIT企業なので、インターネットを活用した採用活動の方がよさそうだ、ということを早々に決断をすることができました。
採用活動においてはいくつかの選択肢がありますが、Oさんはいつもその場面で明確にスパッとアドバイスくださるんです。だから非常に早く判断するっていうことができるところが非常にありがたいなと思っています。
そうですね、弊社が求めている人物像である、「コンピュータ言語を学んでいて、日常的にもプログラミングをしている方」そして「新しい分野、セキュリティの分野にチャレンジしてみたい、まだまだ日本にない技術をいろんなお客様に提案したい」という方というのをOさんがしっかりと理解してくれてたんですね。そのうえで、志向と資質をよく兼ね備えた学生さんにピンポイントにアプローチできるという手段でOfferBoxを勧められました。
弊社としては、オンラインでの採用活動が主流になっていても、対面を重視したいと思っていたので、正直OfferBoxに対して懐疑的な部分もあったんです。ただ実際に使ってみると、あらかじめ本人が書いてくれているプロフィールから感じられるものもあるな、というのが分かり始めて。その後の面接は対面でおこないましたが、学生さんに会ってみると実際に書かれていたことが備わっている、と体感的に理解できたので、接点を持つツールとしてOfferBoxはとてもよかったですね。
そうなんです。Oさんから、社長である私が最初に1対1で説明会をすることを提案してもらいました。「すごく大変なので…」と少し提案を下げてくれたのですが、やはりそう遠くない将来に次の時代をつくる重要なポジションを担う人材を採用するわけですから、私が一緒に気持ちよく仕事できるかどうかを考えると、説明会から私が直接話すのはよい案だと思いましたね。大変ですが、最初の会社説明会で強い印象を残すことができますし、どういう会社なのかも学生さんに伝わりやすいですし。結果的に、説明会から辞退なく次の選考に進んでくれています。
新卒採用の準備から学生と出会う方法、惹きつけ方まで丁寧にサポートしてもらって、2023年度採用は新卒採用初年度から3名の内定者を得ることができました。
Oさんとご一緒できているからこそ、うまくいっていると思います。人材という面においてどんなことでもご相談にのっていただけるだろうなという安心感、そして懐の深さを感じて、とても近いところで仕事をしてもらっている感じがします。
1年目の採用活動がうまくいって「2年目どうしようか」とOさんに話したら「え、2年目も採用活動されますか?」っておっしゃったんですよ。その時に、いろんな面で我々が考えている以上に会社のことを考えていただいているんだなと思ったんです。良い方が3名採用できただけに、その3名をしっかり育てるっていうことに注力した方がよいのではないか、というお考えだったんですよね。もちろんやるとなれば協力していただけるのはわかっていましたが、外の会社としてのコンサルティングではなく、自分の会社のように「本当にやりますか?大丈夫ですか?」って正直におっしゃるところが、Oさんに相談してよかった、すごく嬉しかったと感じられた時でした。
それに、新卒採用の後社員の定着や教育など、次にやらないといけないことを先回りしてアドバイスしていただけているのも、助かっていますね。とても近い距離感でやっていただけているのは、カケハシさんの文化もあると思いますが、Oさんが長年のコンサルティングで培った経験あってことだと思います。Oさんとめぐり逢い、アドバイスして先導していただいてるっていうのはすごくありがたいと思っています。
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