2011年6月の弊社設立直後にスタートした本ニュースレターも、
読者の皆様に支援いただき、今回100号目を迎えました。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
本号では、設立からこれまでの4年で弊社が開始したサービス、
将来的に取り組む予定のサービスについて、
私からご報告したいと思います。
4年前のスタート号で、私は皆様に以下4点を宣言しました。
・ミッション「中小企業を活性化する」に継続して取り組み、
これを存在意義として、社会的責任をまっとうすること。
・代表である私が率先して現場に向かい、お客様とお会いし、
生の声を経営に反映させること。顧客第一主義を貫くこと。
・社員を守ること。
強い会社づくりに努め、安定した経営基盤を築くこと。
・常に新しい商品・サービス開発に挑戦すること。
「新しさ」を追求しつづけること。
以来、この誓いを守るべく、取り組みを続けています。
あれから4年が経ちました。
東日本大震災直後は壊滅的だった日本経済も、
自民党に政権交代し、アベノミクスという経済改革によって
かなり元気を取り戻したように感じています。
さらに2020年の東京オリンピック招致が決まり、
日本経済の将来的な明るさが見えてきたことも手伝い、
人材市場は一気に買い手市場から売り手市場へと変化しました。
弊社カケハシでは、この経済の変化、時代の流れを受け、
中堅中小企業への採用支援事業に注力するということ、
人材を中軸に据えた事業であることの2点を不変の軸とし、
大きく4つの分野での新サービスに着手いたしました。
すべて人材をそれぞれの視点で捉え、活用する事業であり、
各事業のコラボレーションによる相乗効果も生みはじめています。
1.大学生にリーチする自社サービスの運営
独自性あるコンセプトのWEBサイトで情報を広め、
そのサイト主催のイベントを開催し、直接学生と会うことで、
ユニークで優秀な人材との出会い、接触を拡大しています。
・ミートボウル
一芸に秀でたユニークな人材募集
麻雀採用、頭脳ゲームなどのイベント
・島キャン
ソーシャル志向のインターンシップ生の募集
大学長期休暇期間の離島でのインターンシップ実施
・就キャス
企業情報を動画で伝え、学生の自己PRも動画で受取る新機能
動画を視聴し、動画で応募する新しいスタイル
・シュウクリーム
女子大学生のための就職活動応援サイト
様々な業種で働く女性のインタビュー記事を掲載
・HataraCoo(ハタラクー)
海外の大学で日本語を学ぶ学生と日本企業のマッチング
日本語を活かして日本で働きたい外国人を募集
2.グローバル採用サービス
中国トップクラスの大学で高い日本語力を有する大学生の採用から、
採用対象国をベトナムと韓国へと広げ、
対象をIT技術と日本語を学ぶ技術系大学生に絞り、
現地へ赴いて採用・紹介するサービスを開始しました。
3.学校事業
2015年2月、カンボジアの首都プノンペンに、
日本語・英語・中国語のインターナショナルスクールを開校。
政府認定の技能実習生送り出し機関も併設し、
これまでのホワイトカラーに限定した社員採用の分野から、
農業、建設、縫製、介護などのブルーカラーを技能実習生として
日本に送り出すサービスも開始しました。
また、2015年10月には鹿児島県の奄美大島に、
カケハシインターナショナルスクール奄美校を開校予定。
一期生として、ベトナムを中心に20名が来日、入学予定です。
学校事業はどの国でも認可事業のため、
構想から本格スタートまでにかなりの時間を要しました。
今後はカンボジア以外のアジア諸国への展開や、
日本国内での増設を検討してまいります。
4.地域活性事業
離島の活性化に貢献する「島キャン|島おこしインターンシップ」
で、鹿児島県の奄美群島、島根県の隠岐諸島、北海道の礼文島にて
都心の大学生がインターンシップ生として就業体験を実施。
2014年夏に開始し、春も合わせた初年度は合計230名、
現在実施中の2015年夏の島キャンでは200名を超える大学生が
9月末までにインターンシップ生として各離島を訪れます。
また、現在この秋のオープンを目指し、
新たに、島キャン生が奄美群島をPRするWEBサイト
「島キャン宣伝部」のサービス立ち上げに取り組み中です。
※参考:2015.08.21南海日日新聞記事(島キャンfacebookページ)
以上が、この4年間で挑戦し、報告できる形となった事業です。
当然ながら、挑戦してスタートはしたものの、
収益化のメドが立たずに廃止したサービスも既にあります。
また、新しいサービスや事業のアイディアはあっても、
まず立ち上げるところにハードルがあり、
収益モデルと言えるレベルにまでサービスを充実させるには
どのような事業でも時間が掛かることを実感しております。
それでも弊社は、今後もミッションをまっとうするため、
勇気をもって、社会に貢献できるユニークな新サービス、
新事業に挑戦してまいります。
今後ともご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
コラムへのご感想・ご意見など、ぜひお聞かせください。
→letter@kakehashi-skysol.co.jp