908社と49,721人の出会い。
これは3/8(日)に東京ビッグサイトで開催された
「マイナビMEGA EXPO」の実績です。
出展企業数も来場学生数も、おそらく過去最高数。
弊社のブースでも、学生の波が途絶えることはありませんでした。
その1週間前、3/1(日)に各就職サイトがオープンしました。
公開時の掲載社数は、マイナビ14,542社、リクナビ11,870社。
これだけの企業が一斉にエントリー受付を開始するため、
1社あたりのエントリー者数は減ると予想していましたが、
オープンから10日間の状況を前年度と比較すると、
弊社でも、お客様企業でも、
初動でのエントリー数は非常に順調に伸びていると言えます。
エントリーの数が増えているだけでなく、質も上がっています。
ここでいう質とは、エントリー方法が一括ではなく、
個別エントリーだということです。
前年度は、検索により抽出された企業にまとめてエントリーできる
「一括エントリー」の比率が高い傾向がありました。
一括エントリーは、学生が企業ごとの情報を深く調べることなく
検索条件だけを設定して手軽にまとめてエントリーできる方法で、
企業側から見れば、エントリー数が一気に増えても、
実際に会える説明会予約にはつながりにくいエントリー者であり、
あまりいい仕組みとは言えません。
一方、今年は学生が企業ごとの情報を確認してエントリーする
「個別エントリー」の比率が高くなっており、
エントリー者からの説明会予約の獲得の打率が上がると考えられます。
事実、弊社の3/24の会社説明会予約状況はすこぶる順調で、
オープンからの10日間で480名となりました。
もちろんこの予約数はオープン後だけの結果ではなく、
インターンシップなど、オープン前対策の実績でもあります。
お客様企業でも、インターンシップ実施企業はその効果が顕著で、
オープン前の対策を計画的に実施したことと、
オープン後の個別エントリーの増加が相乗効果を生んでいます。
現段階での個別エントリー獲得状況が芳しくなく
これからの採用活動に一抹の不安を感じていらっしゃる企業様は、
以下3つの対策に注目してみてはいかがでしょうか。
1.トップページからの流入経路を増やす
2.検索画面で目立たせる
3.画面の更新頻度を高める
ナビの掲載社数が増加しているということは、
自社を見てもらうための施策がより重要だということです。
まずはこの3点から、できる施策を考えましょう。
解禁と同時に、実際にはそれよりも前から、
すでに会社説明会や選考を実施している企業は数多くあります。
しかし、このスケジュールでの採用活動、就職活動は
双方が初めての経験であり、互いの動向を予想しにくい年度です。
短期決戦になると言われたり、長期化すると言われたり、
様々な説が語られていますが、私の予想は短期決戦。
学生も企業も初めてのスケジュール感の中、
それほど長く力を注ぎ続けることは難しいと感じるからです。
そんな中、企業側として強く意識することは、
とにかく魅力を伝え、惹きつける方法を考えること、
その手立てを増やすことです。
なるべく早く、学生が入社を決意できるレベルにまで惹きつけ、
同時に入社への不安を払しょくする。
入社決定後のフォロー活動に早めに注力できるように、
その時間と余裕を確保するための今すべき努力が、惹きつけです。
そのためにも、採用活動解禁直後のこの1か月は、
なにより母集団獲得に努め、採用成功の道筋を構築しましょう。
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