食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋。
暑すぎず、寒すぎず、ちょうどいい気候で、
さまざまな○○の秋がありますね。
人材採用における秋というシーズンもまた、
人事・採用担当にとっては「採用の秋」と呼びたい季節です。
特に新卒採用では、当年度採用活動の総仕上げの時期であり、
翌年度採用に向けた準備のピークでもあり、
採用のオンシーズンを春とするならば、
春に向けた準備で非常に忙しくなるのがこの秋です。
先週の10月1日には、多くの企業様で内定式がおこなわれました。
当社カケハシでも東京本社に内定者が集まり、
内定証書授与式をおこない、懇親会を開催しました。
かつてあった踏絵的な意味合いで内定式をおこなう企業様は減り、
内定式は当年度採用の総仕上げであり、
半年後にせまった入社へ向けた研修スタートでもある行事です。
内定者をより社員に近い存在に位置付けるきっかけになる日とも
言えるのではないでしょうか。
内定式について何社かのお客様とお話しましたが、
そのプログラムはより強い意図や明確な目的を持たせていて、
単なる内定者同士の顔合わせで終わらせることなく、
人材育成の一環としてプログラムを実施されています。
また、これは私の感覚値ですが、
内定式を10月1日には開催しない企業様も増えているようです。
その理由は様々ですが、
まだ採用目標人数に満たないために10月1日開催を見送った、
という理由をうかがいました。
2014年度採用継続中であれば、今も採用実務のまっただ中です。
合同説明会や自社会社説明会、面接選考活動を、
2015年度採用の準備と並行しておこなわれているということで、
まさに採用の秋と呼びたくなる忙しさでしょう。
採用事業者である当社ももちろん、採用の秋を迎えています。
ナビ媒体の掲載原稿作成や写真撮影、
採用ホームページ、パンフレット、合同説明会装飾の制作など、
まさに秋のうちに始めなければ春を迎えられない準備の数々で、
お客様と一緒にめまぐるしい毎日を過ごしています。
2014年採用を継続中の企業様も、
採用の秋のうちに2015卒活動準備をはじめるのがおすすめです。
当年度の内定者数が充足してから翌年度の準備をはじめると、
来年もまた、採用の秋にダブルの忙しさが訪れることになります。
採用の秋を翌年度に向けた未来を描く忙しさの秋にするために、
備えあれば憂いなし。
忙しい時こそ、後回しにせず未来を考え、備える時です。
この10月に腰を上げ、秋のうちに土台固めをすすめましょう。
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