新年あけましておめでとうございます。
いつもニュースレターをお読み頂き、ありがとうございます。
本年も、少しでも読者のみなさまのお役にたてるような情報を
提供できるように頑張ってまいりますので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、いよいよ2013年が始まりました。
十干十二支ですと「癸巳（みずのとみ）」という年です。
諸説あるようですが、「癸」は水、再生という意味合いで、
「巳」という漢字は胎児を表すそうです。
何か変化する前の大きな意味のある年、ということでしょうか。
皆様にとっても、私どもにとっても
意味ある一年にしていければと思います。
採用活動においても、
大きな変化が起こる前の意味ある一年になるのかもしれません。
昨年末の衆議院選挙でも注目を集めた「第三極」。
就職活動における第三極が大きく注目される年になりそうです。
就職活動にはリクナビ、マイナビという2大政党があり、
それに追随する様々な媒体が、
今日の就職活動の軸を作り出しています。
しかし昨今、学生側、企業側双方が変化を求め始めています。
大きな枠組みの中で効率的に自分に合いそうな企業を探し、
その中から入社する会社を選ぶ。
企業側も自社に合いそうな学生を集めるために思考し、
効率的に集め、内定まで導く。
いずれも、大から小へと絞り込む流れが軸となっています。
恒例化したこの大きな流れが歪を生み、
学生、企業双方の不満要素となっているのではないでしょうか。
この大きな枠組みからは偶然の運命的な出会いは発生しにくく、
それが出会いであることさえも認識しにくいのかもしれません。
だからと言って、いきなり
就職活動の第三極が政権を握るかと言えば、
そう簡単なことではないと思います。
ですが間違いなく、新たな動きが活発になり、
次の軸を作りはじめている流れを強く感じずにはいられません。
既に必須アイテムとも言えるソーシャルメディアの活用と
ソーシャルメディアを駆使した新たな採用手法は、
就職活動の第三極と言えるのではないでしょうか。
他にもさまざまな採用手法が生まれていますが、
こうした就職活動の第三極にある程度共通するのは、
これまでの枠組みでは出会わなかったであろう人材と企業が、
何か見えない糸で結ばれるようにして出会う、
という偶然性なのだと思います。
私どもカケハシ スカイソリューションズも昨年来、
本来であれば出会えなかった人と企業との出会いを創造し、
人と企業のカケハシとなるべく、試行錯誤してまいりました。
日本社会、採用市場全体から見ればまだまだ小さな動きですが、
共感いただけている学生のみなさん、企業様からご支援いただき、
多くの出会いの創造を実現することができてきました。
癸巳の年。
私どもも就職活動の第三極となるべく、
大きく動き、大きな意味のある一年にしてまいりたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
コラムへのご感想・ご意見など、ぜひお聞かせください。
→letter@kakehashi-skysol.co.jp
