12採用で30社。
13採用で3000社。
この1年で100倍になったのは、採用facebookページ開設数です。
弊社でfacebookページの開設をお手伝いしはじめた2010年頃には
まだ珍しかった採用のためのfacebookページですが、
13採用では注目度も非常に高く、実際に
多くの企業様の採用facebookページが立ち上がりました。
採用Twitterアカウントを運用される企業様もかなり増えており、
ソーシャルメディアが採用広報の新しい情報発信ツールとして、
しっかりと活用されはじめていることを感じます。
並行して学生のソーシャルメディア利用率も高まっており、
12卒で10%未満だったfacebookの利用率は13卒で36.3%に、
12卒で20%台だったTwitterは13卒で46.6%に上昇しています。
(いずれもマイナビ社の調査より)
企業にとっても、学生にとっても、
Twitterやfacebookなどのソーシャルメディアは、
通常の採用媒体では会えなかった企業、人材と出会える点で、
効果の出しやすい新しい採用媒体と言えるのではないでしょうか。
当然、2014卒の採用ではもっと比率が高まると予想されます。
2014卒採用で、企業のSNS対策は必須項目になるでしょう。
そして、学生は何をつかってSNSにアクセスしているのか。
それが「スマートフォン」です。
学生のスマホ所有率は前年度比42.9%増の59.3%。
「スマホがないと就活できない」という学生の言葉通り、
所有者の90%以上が「セミナーの予約、確認」
「企業からのメール確認」「地図の閲覧」などの用途で
就活にスマホが有用だと考えています(マイナビ社調査より)。
帰宅してからPCを起動しないと閲覧できなかったものが、
いつでもどこでも確認できるスマホは、
一度使ったら手放せない便利な物の代表選手なのです。
ここで見落としてはならないのが、
学生が就活でスマホを活用するということは、
ナビ系サイトでのエントリーや情報収集はもちろん、
企業の採用ホームページもスマホで閲覧するということです。
実際、弊社が運営する就職サイト「ミートボウル」も、
オープンから1ヶ月が経過した3月の時点で、
全体の25%から30%がスマートフォンからのアクセスでした。
社会人の利用が多いサイト、
たとえば弊社ホームページへのスマートフォンからのアクセスが
全体の10%程度であることと比較すると、
学生の就活でのスマホ活用度の高さがわかります。
「ミートボウル」はアクセス元確認の直後にスマホ版を用意し、
多くの方に活用いただけるようになりました。
※ミートボウルをスマホで開くと
自動的にスマホ版サイトが表示されます。ご覧ください。
スマホ利用に対応すれば、PCサイトを小さなモニタで操作し、
見にくいから諦めてしまうという情報提供の機会損失が減り、
より多くの学生にアプローチするチャンスがうまれます。
そこで、就活生がスマホで閲覧する機会の多いホームページが、
どのくらいスマホに対応しているのか、調べてみました。
私が確認してみたのは、
大学生の人気企業ランキング上位100社の採用ホームページです。
まず、この100社すべての企業に、
企業ホームページとは別の採用ホームページがあります。
もはや採用専用のホームページはあって当然のものですね。
一方、この100社のうち、
スマホに対応している採用ホームページは2割弱に留まりました。
そして、この2割のスマホ対応企業の人気企業ランキングが、
軒並み前年度比ランクアップしていることも見逃せません。
もちろんスマホ対応だけによるものではないと思いますが、
採用ホームページを持っていることはもちろん、
そのページをスマホで操作しやすくしていることで、
採用活動の真剣さや学生への配慮を感じ、
企業イメージの向上にもつながっているのではないかと思います。
せっかく予算を投じて作った採用ホームページも、
ターゲットである学生にとって使いやすいサイトでなければ、
その効果を見込むことも難しくなってしまいます。
採用ホームページのスマホ対応は、
意外な盲点だったのではないでしょうか。
新しい媒体としてのソーシャルメディアの活用と、
既存の採用ツールである採用ホームページのスマホ対応。
2014採用では、どちらも外せないポイントになりそうです。
カケハシでのSNS活用やミートボウルのスマホ対応事例を、
貴社の2014採用の計画に活用していただきたいと思います。
※PCサイトのスマホ対応についての詳細案内を弊社で承ります。
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