2024/10/9 vol.319 KAKEHASHI SKY NEWSは、第二・第四水曜日配信 “管理職ほど、育児にコミットすべき3つの理由。” クリエイティブ事業部 ゼネラルマネジャー 古田将規 「当たり前じゃねえからな!」
これは、カケハシに中途入社したママさん社員から先日言われた言葉です。 ウソです。大分誇張して書きました。実際はおおむね次のような内容でした。 「カケハシに転職して驚いたのは、自分のような小さな子を持つ親でも異常に働きやすかったこと。カケハシの若手はこれが普通だと思っているかもしれないけど、全然当たり前じゃないんですよね。」 これまでの会社では、『育休を取ると出世の道が絶たれる』『子供の通院で勤務開始が5分遅れただけで半休扱いになる』『入社後半年経たないと育休が認められない』など、どの会社もお世辞にも子育てしやすい環境とは言えなかったそうです。でも、それが普通だと思っていました。 一方で、カケハシはどうだったのか。 「私が入社したのは、2歳の子どもを育てつつ2人目を妊娠中というタイミング。5ヵ月後には産休に入ると確定しているのに、経営陣含め誰一人嫌な顔をしなかった。むしろ皆さん『無理しないでね!』と気にかけてくれました。それに、入社後即日有休が付与されたのもカケハシが初めて。看護休暇も遠慮なく取れるのでバッチリ仕事と育児の両立ができています。」 なぜカケハシではこれが可能なのか。 私の仮説ですが、男女問わずマネジャーや事業部長、役員といった管理職層に、しっかり育児をしてきた人が多いからだと思います。幹部が育児にコミットすることで、会社には次のようなメリットがあると考えます。 メリット1.「制度」以上に大切な「風土」が生まれる
カケハシでは、ミーティングの日時を調整する際に「その時間は子供の習い事のお迎えがあるからNGです。」という会話が当たり前に交わされます。経営層や管理職が率先して育児支援制度を活用することで、『この会社では育児が尊重され、それがキャリアの妨げにはならない』という強烈なメッセージになる。文化を変えるには、制度以上に幹部の行動が重要です。 メリット2.次世代型のリーダーシップが育まれる
働き方、生き方の多様化は今後さらに進み、仕事を教えるだけのマネジメントは早晩通用しなくなるでしょう。次世代型のリーダーシップとは、ただ業務を指揮する力ではなく、部下が期待する成長や目指す生き方を支援する力のこと。管理職自身が柔軟な働き方を実践するからこそ、部下の多様なニーズに応えられる次世代型のリーダーシップが育まれるのだと思います。 メリット3.長期的な企業成長、ブランディングにつながる
幹部が育児にコミットすることで、ワークライフバランスを重視しながら働く雰囲気が自然と育まれ、働きやすさが向上し、結果として社員の定着率や生産性の向上が期待できます。また、ジェンダー平等が重視され夫婦共働きが当たり前となった現代において、子育てと仕事の両方に全力投球できる環境は、企業ブランドの向上にも大きく寄与するはずです。 今は、日本総“人手不足”時代です。そんな時代に求職者や社員に選ばれる会社になるためにも、子どもをお持ちの管理職の皆さんは、思い切って今以上に育児にコミットしてみてはいかがでしょうか。 上記3つのメリットに加えて、きっとご家族やパートナーにも喜んでいただけると思いますよ。 カケハシ スカイソリューションズでは、貴社の風土や魅力が伝わるオリジナル採用コンセプトを提案する無料個別相談会を開催しています。BtoB広告賞など数々の受賞歴を持つ弊社トップコピーライターが貴社だけのために60分間徹底的に知恵を絞ります。ぜひお気軽にご参加ください。 Pick up Seminar Articles |