まもなく10月に入りますが、今年は内定式を対面形式で実施する企業様も多いのではないでしょうか。
これから仲間として迎え入れる2024年度採用は、中途採用難による新卒採用市場への参入、採用を止めていた企業の活動再開などにより、超売り手市場の再来ともいわれています。企業から寄せられる声として最も多いのは「とにかく応募が集まらない」というものです。
?▼2024年卒求人倍率
▼従業員規模別 求人倍率の推移
※リクルートワークス研究所 第40回 ワークス大卒求人倍率調査(2024年卒)
データで見ても売り手市場であることが明らかですが、特に従業員規模300人未満の中小企業においては6.19倍と、学生一人に対して6社からオファーされている数値となっています。そのため、採用予定人数が確保できず、今もなお採用活動を継続している企業様も多いのが現状です。売り手市場は避けようのないものです。そのため、発想を切り替えて「集まらないならどうするか」を考えなければなりません。
そこで対策できることとして最も重要なのは「接触した学生を内定まで惹きつけ続けること」です。費用をかけても集まらないなら、集客よりも「接客」に力をいれましょう。
学生を惹きつけ続けるための具体的なポイントを3つお伝えします。
1. 一度接点を持った学生と何度も繰り返し接触し、好感度・志望度を上げる
「ザイオンス効果=単純接触効果」をご存じでしょうか。接触回数が多いほど、好感度が上がっていくという効果です。実際の恋愛を想像してください。何度か会い、お互いを知っていくことで相思相愛になっていきますよね。「採用は恋愛である」ともいわれている通り、好感度を上げる方法が恋愛と同じなのです。
接点を持った学生とは何度も接触し、自社の魅力・社風を伝え、学生の不安点などを解消することで、好感度・志望度を向上させていくことが大切です。
2.惹きつけ続けるコンテンツ強化(自社コンテンツ+α)
学生の心理状態は、採用フローごとに異なります。つまり、採用フローごとに志望度を上げ、惹きつけ続けるためのコンテンツも必要となります。
2025年度採用をスタートしている場合、すでに内定承諾に至るまでの採用シナリオを描いているかと思われますが、今の内容で学生の入社意欲を高め、惹きつけ続けられるでしょうか?コンテンツの内容はその時々の学生心理に最適化されていますか?改めて学生の心理状況や活動時期を考えた時に足りない要素はないかを考えてみてください。
3.リクルーターの育成・強化
採用活動にリクルーターとして現場社員が関わる企業様も増えてきましたが、昨今、ますますリクルーターの役割が大切になってきました。例えば、2025年卒学生向けのインターンシップでは、学生がインターンシップを選ぶ際に、プログラムの中身だけでなく、何人の社員に会えるかということも選ぶ基準になっているほど。つまり、これまで以上に現場社員とのコミュニケーション機会を望んでいる学生が多くなっているということです。リクルーターの育成・強化は避けて通れません。
とはいえ、学生を惹きつけ続けるためには、学生の学びや満足度向上につながるようなコンテンツの用意が必要です。これからコンテンツを新しく制作したり、自社でリクルーター強化をしたりすることは、時間的にも費用的にも難しいのではないでしょうか。最後にそんな皆さんのコスト&タイムパフォーマンスを飛躍的に向上させる、定額制の採用コンテンツ提供サービス「TRAY」をご紹介いたします。きっと貴社の採用成功の一助になるはずです。