幹部という言葉の意味は、1、組織の中心となる人々。2、軍隊の将校・下士官の称。と記載されています。軍隊組織においては役割と機能。組織の中心としては、包括的な幹という意味合いなのでしょう。

幹部の関係性が良好かどうかと、企業業績との関連性アンケ―トを取ってみました。

やはり、幹部同士の関係性が良好な方が、企業業績にも好影響があるようです。どちらかというと、幹部の関係性が悪いと、企業業績にマイナス影響があると言った方がよいのかもしれません。

役割・機能としてはもちろん、特に中小企業の幹部同士は、組織内での幹として、様々な仕事を日々おこなっています。強い組織を作り、チームワークを円滑に進める為に、幹部同士の関係性は、企業にとって悩みの種でもあります。

そこで、弊社ではUCHIWAという、社長・幹部同士をつなぐ、コミュニケーションアプリをリリースしてみました。



もちろん自社でも使ってみたのですが、そこで起こったことを共有してみたいと思います。
結論からお伝えすると、幹部同士に存在する、2つのスキマにとって、とても良い影響があったように感じました。

1つ目は、報連相のスキマです。簡単なレポート機能がついているのですが、通常の仕事の報連相は、定期の会議や、社内チャットツールなどで共有されています。人がやる以上、全ての報告事項が、タイムリーに、漏れなく共有されるわけではないのです。たまに流れてくるレポートを、自分のタイミングで見てみることで、新たな気づきが得られ、自分の思い違いに、はっとさせられることもあります。相互やり取りができることで、アプリ上で、プロジェクト進捗や、育成についての助言をもらえたりもするわけです。

2つ目は労いや称賛のスキマです。こちらも、ねぎらい機能という、月に何度か、互いについて、労いや称賛の言葉を送る機能が備わっています。使い始めて、改めて気づいたのですが、幹部同士で褒め合う、労うことは、恥ずかしさもあって、実はとても難しいことなのです。しかし、褒められてみると、やっぱり嬉しい。こんなところに気づいてくれたのかとか、あの仕事の大変さを理解してもらえて、感謝。という気持ちになるのです。

社長も含めて、幹部同士だけのやり取りなので、部下に対しての遠慮も無く、ストレートにやり取りができることは、内輪話のようなスピード感があります。そして、使ってみて、経営者も、褒められたら嬉しいものなんだなぁという気づきもありました。

機能性やコミュニケーションルートの精度を高めていくことは、もちろん重要なのですが、意外と、画一的な場所でしか、幹部コミュニケーションが発生しない企業も多いのです。まず第一歩として、ゆるやかな風を幹部間に吹かせてみませんか。