今、会社説明会の重要度が下がっています。

2023年卒の新卒就活生に向けられたマイナビ社のアンケートデータによると、「入社したいと強く感じたタイミング」のランキングで「インターンシップ」が1位に選ばれていました。このアンケートは毎年とっており、1位2位を争うほど上位の常連だった「会社説明会」の立場を「インターンシップ」が奪いとったのです。
※インターンシップは23.7％で1位、対面会社説明会は6.5％で5位、WEB説明会は3.3％で9位。

※出典：マイナビ2023年卒学生就職モニター調査6月の活動状況

これは就活生の中で、インターンシップに比べて会社説明会の重要度が大きく下がっていることを意味しているのでしょう。

実際に、弊社にお問い合わせをいただく企業様の中でも、インターンシップのコンテンツに悩まれている方が多くいらっしゃいますが、会社説明会とインターンシップの線引きを明確にして、採用戦略における双方の役割を明確にしている企業様はあまり多くない印象を受けます。事実、インターンシップ後のフローとして、そのまま早期選考に誘致をする企業も増えており、説明会無しで採用活動をおこなう企業様も増えています。

また、会社説明会にかかるマンパワーも馬鹿にはできません。集客に苦戦すればするほど、会社説明会の回数を増やすしかないと考え、少人数のオンライン説明会を毎日のように開催して、疲弊されている採用担当者様も少なくありません。

もちろん、すべての就活生がインターンシップに参加する訳ではないので、裾野を広げることを考えれば、会社説明会の存在意義を否定することはできません。ですが、相対的に重要度が下がってきている今だからこそ、「新しい会社説明会のカタチ」を模索する余地があるのではないか、と私は感じています。そこで今回はその新たなカタチとなり得る施策を１つご紹介します。

それは、バーチャルCGを活用した説明会動画の活用です。ポイントは大きく2つ。“録画データ配信”と、“高品質な映像”の2点です。

まず、LIVE形式ではなく、録画データを配信する形にすることで、都度、説明会を実施する必要が無くなり、圧倒的なマンパワー削減に繋がります。空いた時間に戦略を考え、あるいは一人ひとりの就活生を丁寧にフォローして、惹き付けることが可能になります。

また、高品質な映像であることも重要です。単なるZoom説明会のレコーディングや、対面説明会の様子を録画したデータでは、人気企業でない限り、長時間の動画のなかで集中力を保ち続けるのが困難となり、途中離脱する就活生も出てくるでしょう。そこでバーチャルCGの活用です。まるでテレビ番組のような説明会動画を制作することで、飽きの来ない高品質な映像を学生に届けることが出来るだけでなく、他社と圧倒的な差別化を図れるようになるのです。

※ご興味がある方は、セミナーにご参加いただければ事例をご覧頂けます。

手ごたえの無いオンライン説明会はもういやだ！
【成功事例公開】Z世代がぐんぐん興味を持つオンライン説明会とは
開催日時：2022年9月29日（木）11:00-11:20・10月20日（木）11:00-11:20

今、コロナウィルスによって、様々な変化が加速されています。「会社説明会の新たなカタチ」というテーマは一つの例ではありますが、改めて採用戦略や採用ストーリーを分析、検証する機会として頂ければ幸いです。