2022/8/10 vol.267 KAKEHASHI SKY NEWSは、第二・第四水曜日配信 “自社研修での苦い経験から学んだコト” 執行役員 土方 求 先日、軽井沢の人気キャンプ場「ライジングフィールド軽井沢」にて、カケハシの管理職を対象とした研修をおこないました。リゾート地軽井沢で、自然に囲まれたキャンプ場というロケーション。しかも、子ども連れOK、夜は焚火を囲んでバーベキューと、ちょっと気を抜くと、慰安旅行気分になりがちなシチュエーションでした。 カケハシは、社員や幹部間の仲がとても良いですし、普段のコミュニケーションも活発な方だと思います。なのに、なぜうまくチームビルディング、チームワークを発揮できなかったのでしょうか。 ひとつだけ挙げるなら、目的をすり合わせることの重要性。この大事さや、難しさが分かっているようで、分かっていなかった。できなかった。ということだったのかなと私は思います。 与えられたゴールに向かって、瞬発力や個人のリーダーシップを発揮して到達する。これは、できる時もあるのです。ですが、「何のためにそれをやるのか」という目的が共有されていないと、そこに高いレベルのチームワークは生まれない。何より、そこに所属している社員の納得感が存在しない状態は、強い推進力やブレイクスルーを生み出さないのです。 そして、これは簡単ではなく、「普段仲良く話していること」と、「幹部間でしっかりと目的をすり合わせられているかどうか」は別の問題だということ。これこそが難しさなのだと感じました。 幹部同士になると、互いに全く理解していないということはないのです。阿吽の呼吸も発揮しやすく、話さなくても、分かっているはずだという気持ちになりやすい。しかし、これが落とし穴になってしまいます。「目的をしっかりすり合わせておくこと」。たとえそこに生々しい対話が発生しても、幹部同士がそれをやらないと、組織の高いパフォーマンスは生み出せません。普段お客様へ提供している内容なだけに、お恥ずかしい限りの気づきでした。 目的を浸透させることにも、いくつかやり方や、道筋があるのでしょう。ただ、私は、自社の幹部として、対話をし、目的をすり合わせることが大事だと考えています。面倒なやり方ではありますが、生み出せるコトや組織の永続を考えると、その道を選びたいと思うのです。 今回カケハシの自社研修においては、苦い気づきとなってしまいましたが、自社の幹部間のレベルや、コミュニケーションを考える良いきっかけになったと思います。何らかの形の幹部研修や合宿は、次へのきっかけになります。自社の幹部間構造やコミュニケーションに悩みを抱えている企業様には、是非第一歩としておすすめしたいと思います。 私たちが経験したアクティブラーニングとは
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