先日6月12日、東京ビッグサイトにてマイナビ社による「仕事研究&インターンシップEXPO」という就活生向けの合同企業説明会がありました。コロナ襲来からここ数年、対面のイベントは盛り上がりに欠ける状態が続いていましたが、先日の合同説明会はコロナ前を想起させるような盛り上がりを見せていました。このままパンデミックが順調に収束していけば、対面での合同企業説明会は、コロナ前のように採用成功のための重要なカードとなっていくことが予想されます。
さてそんな盛り上がりを見せた合同企業説明会でしたが、当日会場を見渡すとブースごとに集客の差が見受けられました。もちろん人気業界や有名企業に学生が集まっているのは言うもありません。しかし知名度の低い中小企業でも一部上場企業並み、あるいはそれ以上に集客できているケースも確かにあったのです。ちなみに弊社は中小企業ですが、採用のプロですから、集客は大成功です(笑)当日のエントリー数は916名。終始立ち見が5列分くらいできるほどの賑わいで、上場企業や大手有名企業にも引けを取らなかった自負があります。以下が当日の写真です。
ご存知の通り、私たちは人気企業ではありません。就活生から見たカケハシスカイソリューションズは、こんな感じです。
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・規模は社員数100名に満たない中小企業 ・学生からの知名度はほぼゼロ ・未上場 ・待遇面が特段優れているわけではない |
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どう考えても自然に就活生が集まるはずのないスペックです。それでも私たちが集客に成功することができるのは、再現性の高いスキルとノウハウがあるからです。
そのノウハウを全て当コラムで書き切る事はできないので、細かく知りたい方は下記でご案内する弊社セミナー「【2024年度採用】無名企業が900名集客に成功した合説の裏側を報告&そこから見えた24採用施策」に参加いただければと思いますが、ここでは合同企業説明会での集客を考える上で最も重要な「考え方」をお伝えしておきます。
それは、「就活生から見えるもの全てが企業表現の媒体になる」ということです。大手就活ナビサイトやホームページ上での広報とは異なり、合同企業説明会では企業と就活生との距離感が物理的にグッと近づきます。それによって起こることは、空間の細部まで就活生に見られてしまうという事です。そうなってくると企業を表現する媒体はブース装飾やパンフレット、ノベルティにとどまらず、以下のようなものも自然と「企業の情報を発信するメディア」として機能するようになります。
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・プレゼンターの話し方や声 ・プレゼンテーションの内容 ・就活生への対応や言葉遣い ・社員たちの清潔感 ・社員たちの所作 ・社員同士のやりとり ・他の就活生の反応 など |
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いかに素晴らしいデザインが施されたブースでも、後ろに立っている社員の態度が悪ければイメージは台無しです。受付の人がどれだけ学生に好かれても、プレゼンテーションがつまらなければ企業の魅力を伝える前にドロップアウトされてしまうかもしれません。合同企業説明会での集客は、その空間にあるもの全てを組み合わせ、言わば一つのショーを演出するようなものです。一つひとつの細部にも拘って、世界観を伝える努力をしなければならないのです。
貴社での合同企業説明会での演出はどこまで細部にこだわれているでしょうか?本コラムをお読みになって、自社の集客においてさらなる伸びしろを感じられた方、また弊社が集客に成功した秘訣や裏話を知りたい方は「【2024年度採用】無名企業が900名集客に成功した合説の裏側を報告&そこから見えた24採用施策」にご参加ください。7月の2日程のみの開催なのでお見逃しなく!
(追伸)今回は偉そうに正論を語らせていただきましたが、実は当日、弊社のブースではちょっとしたトラブルが起きまして、理想的なブースに仕上げることができませんでした。そんな中でもうまく機転を利かせて成果を出す事ができたわけですが、この辺りの恥ずかしい裏話も、セミナー当日にお話しします。