あけましておめでとうございます。カケハシ スカイソリューションズ代表の中川です。本年もKAKEHASHI SKY NEWSならびにカケハシ スカイソリューションズをよろしくお願いします。

2021年のスタート早々、一都三県での再びの緊急事態宣言、全国のGo To事業停止の延長など、2020年に引きつづき新型コロナウイルス一色となっていますが、ウィズコロナの社会を受け入れ、明るい未来のために全力を尽くす、ポジティブな年にしたいと思います。

コロナ禍で、消費者物価指数や貿易収支などの主要経済指標はもちろん、あらゆる市場動向がコロナ前の予測から大きく反れた1年となりました。採用マーケットも然り。いつも積極的に採用や研修に取り組まれているKAKEHASHI SKY NEWS読者の皆様は、その変化を肌で感じられているのではないでしょうか。

すでに遠い昔のように感じますが、2019年夏、翌年に迫った2020東京オリンピックへの期待感と好景気の波で、有効求人倍率は東京都で2.08倍、全国平均も1.6倍に上昇。採用市場はバブル期並みの超売り手市場となりました。2019年夏をピークに徐々に下がり始めていたものの、ちょうど1年前の2020年1月は東京都が1.96倍、全国が1.49倍で、人材業界でもまだ売り手市場が続くと予測していました。

そこからコロナ禍となり、急転直下。発表されている最新の2020年11月の有効求人倍率で東京都が1.19倍、全国が1.06倍と、たった1年で超売り手市場から買い手市場の一歩手前にまで急落したことになります。

この求人倍率の変化の感じ方は業種により、職種によっても異なりますが、私は採用事業者として、自社の成長を目指す社長として、企業が攻めの姿勢で人材戦略を軌道修正すべき時が来たのだと考えています。

その理由は大きく2つあり、まずは求人倍率の低下によって求人広告の費用対効果が高まり、採用レベルの上昇が期待できること。コロナ禍において採用に積極的で、テレワークなど社員の働く環境を整備している企業への求職者の評価は高くなり、この特殊な環境下ならではの出会いが期待できます。
そして、私の身近な経営者や既存のお客様、新規にいただくお問い合わせから、コロナ禍を乗り越えて未来に投資する企業の多さ、その意欲の強さを感じ、大きな刺激を受けていること。1年後の採用、3年後の組織作りに着手する企業が、確実にこの人材採用のチャンスをつかむためのサービス提供、開発に努めます。

今年、カケハシ スカイソリューションズは10周年を迎えます。
2011年の東日本大震災後に設立し、2021年、10年の節目をコロナ禍で迎えることになりましたが、次の10年間が再び、上昇あるのみの期間となることを願っています。

▼10周年記念として特別なオンラインイベントを開催いたします。



開催日時：2021年1月26日（火）13:00-17:10（入退室自由）
ご参加形式：オンライン
変化の激しい時代、すなわちニューノーマル時代を生き抜くために必要な採用や組織の在り方についてのセミナーをおこない、さらにはカケハシ スカイソリューションズの前身であるワイキューブの創業メンバーも集まり過去の経験やこれからの組織づくりのポイントについてお話しいたします。入退室自由ですので、お気軽にご参加くださいませ。