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2019/7/24 vol.194

 

BUSINESS COLUMN

“入社意欲を下げる内定式と、上げる内定式。”

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大学生の内々定取得率は6月末で74.4%になりました(マイナビ社調べ)。20年度新卒採用が内定者フォローのフェーズにシフトした企業も多いのではないでしょうか。

これからの時期、企業にとって痛手なのは内定辞退。特に内定式後の辞退は避けたいものです。しかしマイナビ社によると、20卒の求人倍率において、従業員300人未満の中小企業の求人倍率は8.62倍と言われており学生1人に対しておよそ8社から内定が出る市況感。夏や秋になって、不合格だと思っていた企業から内定の連絡が来て、一度は内定承諾した別の企業を辞退したということも起きているほど、昨今の採用市況は激化しています。

そんな市況感の中で少しでも入社確度を高めるために、内定式の場でも入社意欲を高めたいものです。今回はそんな内定式に関してまとめました。

そもそも、意欲の下がる内定式とはどのようなものでしょうか。
実際にあった学生の声としては
1.形式的で、何のために来たのか分からなかった。
2.内定式の中で話された内容がお説教のように感じて意欲が下がった。
3.暗い会社だと感じて内定式後に辞退した。
などが挙げられています。

そのような内定式は、やはり辞退リスクが高まると言えるでしょう。せっかく内定承諾をしてくれた内定者をこのような理由で取りこぼさないために、入社後の期待が高まる内定式をつくる必要があります。

では、内定式で入社意欲を高めるために大切なことは何でしょうか。
それは以下の3つだと考えられます。
1.内定式の目的をはっきりさせる。
2.歓迎ムードを演出する。
3.「この会社なら馴染めそうだ」と思ってもらう。

特に3に関してですが、内定後に学生が不安になる内容として「この会社でちゃんと務まるのかどうか」という項目が例年1位です。(マイナビ社実施の19卒1,775名対象の有効回答のアンケートで、およそ45%の学生がそう回答しています。)そのため、「この会社で、この先輩たちの中で、楽しく仕事をしていけそうだ。」という感覚を覚えてもらうことがとても重要です。

そこでカケハシでは、楽しくセレモニー感のある内定式を手軽につくることのできるサービスを提供しています。例えば、既存社員と交流しながら取り組める謎解きゲーム型の内定式です。謎解きゲームは、最近は結婚式の余興として使用されるほど、会場を盛り上げることのできるコンテンツであることはご存知でしょうか。

例えば、内定証書を奪われたという設定の中で、式に出席した先輩社員と内定者で協力して謎を解き明かし、無事に内定証書を取り戻す、というストーリーで内定式を実施した企業様もいらっしゃいます。非日常な設定をつくることで、全員がワクワクしながら内定式に取り組むことができ、先輩社員と協力して謎解きを“せざるをえない”仕組みのため、先輩社員との交流を自然におこなうことができるのです。そして、謎を解くごとにその人を称賛するタイミングが随所に発生し、満足感も高まります(また、このような謎解きは学生の方が得意であることが多い点も導入に有効なポイントのひとつです)。

「内定者の志望度を高める内定式」の準備は万全でしょうか?内定式の内容にお困りでしたら、カケハシの担当営業にご相談ください。

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